ドラゴンジャンクの投入候補ドラゴンたち
2019年8月15日 Magic: The Gatheringヘブソでございます。
今回は、ドラゴンジャンク(https://scionoftheurdragon.diarynote.jp/201908131828271660/)には投入されていないけど投入候補には入っているドラゴンたちを紹介したいと思います。
・雷破の執政
4マナ4/4飛行+疑似除去耐性を持つドラゴン。だいたい投入候補には挙がるのですが、正直レガシーだと思い通りの活躍ができないので外しています。
・領空のヘルカイト
通常の1対1においては、2ターンに1回しか殴れないケッキング。しかもPWに攻撃できない。しかし4マナにして6/5飛行速攻は紛れもなく強いのでスロットを割いて入れたいところ。
・骨塚の災い魔
ドラゴンが死ぬと蘇るやつ。元々4マナと軽い上に、自身の能力を経由すれば2マナ4/3飛行とあり得ないスペックではありますが、タフネスが3と少々心許ないのと活躍機会がそこまで存在しなかったために外しました。
・反抗する鱗王
前述の雷破の執政と同じような能力ですが、こちらは土地でないパーマネントを破壊するということで、PWにも触れることができますが、いかんせん能力が受け身すぎて実践でそれほど活躍できなかったために外れました。
・嵐の息吹のドラゴン
モダンで活躍のドラゴン。プロテクション白を持つので並大抵の白クリーチャーや剣を鋤にに対して強いんですが、それ以上に対処手段が多く環境にあっていないと考え、除去能力を持つ栄光をもたらすものと入れ替えることになりました。
・雷口のヘルカイト
刺さる対象があまりにも少なすぎて外れました。
・欲深きドラゴン
アーティファクトを存在させることで維持できるペナルティ持ちアタッカー。ドラゴンジャンクにもアーティファクトは10枚(+宝物)投入されていますが、それが来なければ意味がないのと、単純に6/5飛行では正直厳しいかなと思いました。カードパワー自体は今でも相当高いと思うんですけどねえ。
・ネコルーの女王、ワシトラ
3色ではありますが、サボタージュ能力とトランプルを併せ持つのが強力。しかし、ライバルが多すぎました。
・ニヴ=ミゼット再誕
5色ドラゴンであり、6/6飛行に加えて手札補充もできる優秀なクリーチャー。騙し討ちと相性はいいんですが、いかんせん活躍する状況が少なすぎました。ただ、カード自体はめちゃくちゃ強いのでスロットを割きたいところです。
・玉座の災い魔
追加で戦闘フェイズを加えられるので単純に与えられる戦闘ダメージが2倍になるのは強いんですが、大抵の相手はフェッチランドでライフを消耗してこちらよりライフが少ないことが多かったので外れました。それに、たとえこちらのほうがライフが少なくても、これ1枚出したところで時すでに遅しだったのもあります。
・ドラゴンの大母
龍の大嵐と非常に相性がよく、有利な時にはとことん強いのですが、そもそもこのデッキが優位に立つことが少なすぎるので外れてしまいました。
・ドラゴン・エンジン・レイモス
伝説のアーティファクトドラゴン。ロマンはあるものの、ほかのカードと組み合わせるのが前提のデザインな上自身が除去に脆いため外れました。
・鋼のヘルカイト
無色で非伝説なので案外引っかからない上に、場合によっては相手の盤面を壊滅させられるドラゴン。ただ、普通の除去で死ぬ上にアドバンテージを取り戻しにくいために外れました。
・復讐の神、大口縄
騙し討ちと相性がよくトランプルと除去能力がうまく噛み合ってて強力なんですが、除去耐性がない点や除去の条件が限定的すぎることから外れました。
・変遷の龍、クロミウム
瞬速持ちであり、打ち消されず、手札を1枚捨てることで呪禁とアンブロッカブルを得るドラゴン(ただし1/1になります)。3パンすれば勝ちですが、対ミラクルでしか強くなかったので外しました。
・ジャンドの暴君、カーサス
そもそも環境にドラゴンなんていませんでした。
・ボガーダンのヘルカイト
始祖ドラゴンや騙し討ちなど踏み倒し手段はあるんですが、8マナと非常に重いので瞬速で出しても間に合わないことが多くて外れました。
・ウトヴァラのヘルカイト
オーバーキル過ぎました。
・黄道の龍
詳しくは以下をご参照ください。
https://scionoftheurdragon.diarynote.jp/201908141421361705/
9マナと非常に重い上に素出しでは物足りないので、欲しいカードではありますがいざ試してみるとそんなに強くないかもしれません。
こんな感じです。ほかにもドラゴンは多く存在しますが、特に投入候補に挙がるカードはこちらになりました。
※引用元はすべて、MTG Wiki様より引用しております。
今回は、ドラゴンジャンク(https://scionoftheurdragon.diarynote.jp/201908131828271660/)には投入されていないけど投入候補には入っているドラゴンたちを紹介したいと思います。
・雷破の執政
Thunderbreak Regent / 雷破の執政 (2)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
あなたがコントロールするドラゴン(Dragon)1体が対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象になるたび、雷破の執政はそのプレイヤーに3点のダメージを与える。
4/4
4マナ4/4飛行+疑似除去耐性を持つドラゴン。だいたい投入候補には挙がるのですが、正直レガシーだと思い通りの活躍ができないので外しています。
・領空のヘルカイト
Territorial Hellkite / 領空のヘルカイト (2)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行、速攻
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたの直前の戦闘中に領空のヘルカイトが攻撃しなかった対戦相手1人を無作為に選ぶ。この戦闘で、領空のヘルカイトは可能ならそのプレイヤーを攻撃する。これによりあなたが対戦相手を選べないなら、領空のヘルカイトをタップする。
6/5
通常の1対1においては、2ターンに1回しか殴れないケッキング。しかもPWに攻撃できない。しかし4マナにして6/5飛行速攻は紛れもなく強いのでスロットを割いて入れたいところ。
・骨塚の災い魔
Boneyard Scourge / 骨塚の災い魔 (2)(黒)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) ドラゴン(Dragon)
飛行
骨塚の災い魔があなたの墓地にある間にあなたがコントロールするドラゴン(Dragon)が1体死亡するたび、あなたは(1)(黒)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたの墓地から骨塚の災い魔を戦場に戻す。
4/3
ドラゴンが死ぬと蘇るやつ。元々4マナと軽い上に、自身の能力を経由すれば2マナ4/3飛行とあり得ないスペックではありますが、タフネスが3と少々心許ないのと活躍機会がそこまで存在しなかったために外しました。
・反抗する鱗王
Scalelord Reckoner / 反攻する鱗王 (3)(白)(白)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
あなたがコントロールするドラゴン(Dragon)が1体、対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象になるたび、そのプレイヤーがコントロールする土地でないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
4/4
前述の雷破の執政と同じような能力ですが、こちらは土地でないパーマネントを破壊するということで、PWにも触れることができますが、いかんせん能力が受け身すぎて実践でそれほど活躍できなかったために外れました。
・嵐の息吹のドラゴン
Stormbreath Dragon / 嵐の息吹のドラゴン (3)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行、速攻、プロテクション(白)
(5)(赤)(赤):怪物化3を行う。(このクリーチャーが怪物的でない場合、これの上に+1/+1カウンターを3個置く。これは怪物的になる。)
嵐の息吹のドラゴンが怪物的になったとき、これは各対戦相手に、それぞれそのプレイヤーの手札にあるカードの枚数に等しい点数のダメージを与える。
4/4
モダンで活躍のドラゴン。プロテクション白を持つので並大抵の白クリーチャーや剣を鋤にに対して強いんですが、それ以上に対処手段が多く環境にあっていないと考え、除去能力を持つ栄光をもたらすものと入れ替えることになりました。
・雷口のヘルカイト
Thundermaw Hellkite / 雷口のヘルカイト (3)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
速攻(このクリーチャーは、あなたのコントロール下になってすぐに攻撃したり(T)したりできる。)
雷口のヘルカイトが戦場に出たとき、それはあなたの対戦相手がコントロールする飛行を持つ各クリーチャーにそれぞれ1点のダメージを与える。それらのクリーチャーをタップする。
5/5
刺さる対象があまりにも少なすぎて外れました。
・欲深きドラゴン
Covetous Dragon / 欲深きドラゴン (4)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
あなたがアーティファクトを1個もコントロールしていないとき、欲深きドラゴンを生け贄に捧げる。
6/5
アーティファクトを存在させることで維持できるペナルティ持ちアタッカー。ドラゴンジャンクにもアーティファクトは10枚(+宝物)投入されていますが、それが来なければ意味がないのと、単純に6/5飛行では正直厳しいかなと思いました。カードパワー自体は今でも相当高いと思うんですけどねえ。
・ネコルーの女王、ワシトラ
Wasitora, Nekoru Queen / ネコルーの女王、ワシトラ (2)(黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — 猫(Cat) ドラゴン(Dragon)
飛行、トランプル
ネコルーの女王、ワシトラがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはクリーチャー1体を生け贄に捧げる。そうできないなら、あなたは飛行を持つ黒であり赤であり緑である3/3の猫(Cat)・ドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
5/4
3色ではありますが、サボタージュ能力とトランプルを併せ持つのが強力。しかし、ライバルが多すぎました。
・ニヴ=ミゼット再誕
Niv-Mizzet Reborn / ニヴ=ミゼット再誕 (白)(青)(黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon) アバター(Avatar)
飛行
ニヴ=ミゼット再誕が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からカードを10枚公開する。その中から、色2色の組1組につき、ちょうどその2色であるカード1枚を選ぶ。選ばれたカードをあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
6/6
5色ドラゴンであり、6/6飛行に加えて手札補充もできる優秀なクリーチャー。騙し討ちと相性はいいんですが、いかんせん活躍する状況が少なすぎました。ただ、カード自体はめちゃくちゃ強いのでスロットを割きたいところです。
・玉座の災い魔
Scourge of the Throne / 玉座の災い魔 (4)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
廃位(このクリーチャーが最多あるいは最多と同点のライフを持つプレイヤーを攻撃するたび、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
玉座の災い魔が各ターンに最初に攻撃するたび、これが最多あるいは最多と同点のライフを持つプレイヤーを攻撃している場合、すべての攻撃クリーチャーをアンタップする。このフェイズの後に、追加の戦闘フェイズを加える。
5/5
追加で戦闘フェイズを加えられるので単純に与えられる戦闘ダメージが2倍になるのは強いんですが、大抵の相手はフェッチランドでライフを消耗してこちらよりライフが少ないことが多かったので外れました。それに、たとえこちらのほうがライフが少なくても、これ1枚出したところで時すでに遅しだったのもあります。
・ドラゴンの大母
Dragon Broodmother / ドラゴンの大母 (2)(赤)(赤)(赤)(緑)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
各アップキープの開始時に、飛行と貪食2を持つ赤であり緑である1/1のドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークンを1体生成する。(そのトークンが戦場に出るに際し、あなたは望む数のクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。このクリーチャーはその数の2倍に等しい+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。)
4/4
龍の大嵐と非常に相性がよく、有利な時にはとことん強いのですが、そもそもこのデッキが優位に立つことが少なすぎるので外れてしまいました。
・ドラゴン・エンジン・レイモス
Ramos, Dragon Engine / ドラゴン・エンジン、レイモス (6)
伝説のアーティファクト クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
あなたが呪文を1つ唱えるたび、ドラゴン・エンジン、レイモスの上に+1/+1カウンターを、その呪文の色1色につき1個置く。
ドラゴン・エンジン、レイモスの上から+1/+1カウンターを5個取り除く:(白)(白)(青)(青)(黒)(黒)(赤)(赤)(緑)(緑)を加える。この能力は、毎ターン1回のみ起動できる。
4/4
伝説のアーティファクトドラゴン。ロマンはあるものの、ほかのカードと組み合わせるのが前提のデザインな上自身が除去に脆いため外れました。
・鋼のヘルカイト
Steel Hellkite / 鋼のヘルカイト (6)
アーティファクト クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
(2):鋼のヘルカイトはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
(X):このターン、鋼のヘルカイトによって戦闘ダメージを与えられたプレイヤーがコントロールする、点数で見たマナ・コストがXの土地でない各パーマネントを破壊する。この能力は、各ターンに1回のみ起動できる。
5/5
無色で非伝説なので案外引っかからない上に、場合によっては相手の盤面を壊滅させられるドラゴン。ただ、普通の除去で死ぬ上にアドバンテージを取り戻しにくいために外れました。
・復讐の神、大口縄
O-Kagachi, Vengeful Kami / 復讐の神、大口縄 (1)(白)(青)(黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon) スピリット(Spirit)
飛行、トランプル
復讐の神、大口縄がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーが自分の直前のターンにあなたを攻撃していた場合、そのプレイヤーがコントロールする土地でないパーマネント1つを対象とし、それを追放する。
6/6
騙し討ちと相性がよくトランプルと除去能力がうまく噛み合ってて強力なんですが、除去耐性がない点や除去の条件が限定的すぎることから外れました。
・変遷の龍、クロミウム
Chromium, the Mutable / 変遷の龍、クロミウム (4)(白)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
瞬速
この呪文は打ち消されない。
飛行
カード1枚を捨てる:ターン終了時まで、変遷の龍、クロミウムは基本のパワーとタフネスが1/1の人間(Human)になり、すべての能力を失い、呪禁を得る。このターン、これはブロックされない。
7/7
瞬速持ちであり、打ち消されず、手札を1枚捨てることで呪禁とアンブロッカブルを得るドラゴン(ただし1/1になります)。3パンすれば勝ちですが、対ミラクルでしか強くなかったので外しました。
・ジャンドの暴君、カーサス
Karrthus, Tyrant of Jund / ジャンドの暴君、カーサス (4)(黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行、速攻
ジャンドの暴君、カーサスが戦場に出たとき、すべてのドラゴン(Dragon)のコントロールを得るとともに、その後すべてのドラゴンをアンタップする。
あなたがコントロールする他のドラゴン・クリーチャーは速攻を持つ。
7/7
そもそも環境にドラゴンなんていませんでした。
・ボガーダンのヘルカイト
Bogardan Hellkite / ボガーダンのヘルカイト (6)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
瞬速
飛行
ボガーダンのヘルカイトが戦場に出たとき、好きな数のクリーチャーとプレイヤーとプレインズウォーカーの組み合わせを対象とする。ボガーダンのヘルカイトはそれらに、5点のダメージを望むように割り振って与える。
5/5
始祖ドラゴンや騙し討ちなど踏み倒し手段はあるんですが、8マナと非常に重いので瞬速で出しても間に合わないことが多くて外れました。
・ウトヴァラのヘルカイト
Utvara Hellkite / ウトヴァラのヘルカイト (6)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
あなたがコントロールするドラゴン(Dragon)が攻撃するたび、飛行を持つ赤の6/6のドラゴン・クリーチャー・トークンを1体生成する。
6/6
オーバーキル過ぎました。
・黄道の龍
Zodiac Dragon / 黄道の龍 (7)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
黄道の龍が戦場からあなたの墓地に置かれたとき、あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。
8/8
詳しくは以下をご参照ください。
https://scionoftheurdragon.diarynote.jp/201908141421361705/
9マナと非常に重い上に素出しでは物足りないので、欲しいカードではありますがいざ試してみるとそんなに強くないかもしれません。
こんな感じです。ほかにもドラゴンは多く存在しますが、特に投入候補に挙がるカードはこちらになりました。
※引用元はすべて、MTG Wiki様より引用しております。
メモ:現状ほしいものリスト
2019年8月14日 Magic: The Gathering・魂の洞窟 2(サイドにぶっこんでおきたい)
・黄道の龍 1 こちらをご参照ください →https://scionoftheurdragon.diarynote.jp/201908141421361705/
・Force of Will 2 (最近否定の力では対処できない脅威が出てきた)
必須というわけではないんですが、試してみたいカードたちです。
・黄道の龍 1 こちらをご参照ください →https://scionoftheurdragon.diarynote.jp/201908141421361705/
・Force of Will 2 (最近否定の力では対処できない脅威が出てきた)
必須というわけではないんですが、試してみたいカードたちです。
黄道の龍が欲しいんです
2019年8月14日 Magic: The Gatheringヘブソでございます。
今回はデッキについてではなく、カードについて語りたいと思います。
実を言いますと、昨日載せたドラゴンジャンク(https://scionoftheurdragon.diarynote.jp/201908131828271660/)には入れてみたいドラゴンが多数ありまして、その中でもトップクラスに相性のいいドラゴンがいます。
そのうちの1枚が「黄道の龍」です。
引用元:MTG Wiki様より http://mtgwiki.com/wiki/%E9%BB%84%E9%81%93%E3%81%AE%E9%BE%8D/Zodiac_Dragon
昔はどこから墓地に送られても手札に戻るというスクイーが涙目になる性能をしていましたが、エラッタによって死亡したときにのみ手札に戻るようになっています。
これの何がすごいかと申しますと、まずこのサイズ。ドラゴンはMTGでは百数種類存在していますが、その中でも上位クラスのサイズを誇ります。2019年現在でも、これと並ぶかそれよりも大きいサイズを持つドラゴンはかなり少ないです。ほかのドラゴンとは違い、飛行やトランプルはありませんが、あのタルモゴイフですら返り討ちにできるドラゴンは貴重です。
次に、ドラゴンの中でもほぼ唯一のモヤシ能力。似たような能力を持ったドラゴンは後に純白のドラゴンやアラシンの君主というカードが登場しましたが、これらはどちらもライブラリーに帰ってしまうので始祖ドラゴンの末裔で変身するには正直微妙なカードでした。
引用元:MTG Wiki様より http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%90%9B%E4%B8%BB/Arashin_Sovereign
引用元:MTG Wiki様より http://mtgwiki.com/wiki/%E7%B4%94%E7%99%BD%E3%81%AE%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3/Alabaster_Dragon
しかし、黄道の龍に変身すれば、死亡しても手札に戻るのでマナさえあれば再キャストすることが可能になります。
また、騙し討ちとも非常に相性が良く、エンド時に生け贄に捧げても手札に戻るのでまた騙し討ちで出すことができます。
と、ドラゴンジャンクにおいては非常に有用なカードではあるんですが、2つほどネックが。
1つ目はマナコスト。9マナというマナコストのわりに回避能力やトランプルを持たないので、素出しするには旨味がないのが難点ですね。
2つ目というかこれがメインなんですが、そのシングル価格。紙でははるか昔(約20年前)に発売されたポータル三国志以来一度も再録されておらず、数もそれほど出回っていないため、あまり使われない割にシングル価格は非常に高価です。
日本語版は4000円前後ですが、英語版はおおよそ20000円以上(正直20000円前後で買えたらよほど状態が悪いか、ラッキーかのどちらかです)。
そもそもポータル三国志自体の流通量が少ないのに日本語版以上に市場に出回っていないので、かなり貴重です。持ってたらパワー9並に自慢してもいいレベル。
ポータル三国志のカードは再録禁止ではないので(統率者や、巧みな軍略みたいに最終的に通常パックに入ったりするケースもあるので)、再録されないとは限らないんですが、いかんせんその可能性は薄いでしょう。
とはいえ、デュアルランドなどの再録禁止カードとは違って実用性は普通のデッキでは無いに等しいので、今のところ値段はそこまで変動していないかなという感じです。
紙で組んでいるドラゴンジャンクは全部英語統一しているので、これに関しても英語版で購入しようと考えています。めっちゃキッツい。
今回はデッキについてではなく、カードについて語りたいと思います。
実を言いますと、昨日載せたドラゴンジャンク(https://scionoftheurdragon.diarynote.jp/201908131828271660/)には入れてみたいドラゴンが多数ありまして、その中でもトップクラスに相性のいいドラゴンがいます。
そのうちの1枚が「黄道の龍」です。
Zodiac Dragon / 黄道の龍 (7)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
黄道の龍が戦場からあなたの墓地に置かれたとき、あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。
8/8
引用元:MTG Wiki様より http://mtgwiki.com/wiki/%E9%BB%84%E9%81%93%E3%81%AE%E9%BE%8D/Zodiac_Dragon
昔はどこから墓地に送られても手札に戻るというスクイーが涙目になる性能をしていましたが、エラッタによって死亡したときにのみ手札に戻るようになっています。
これの何がすごいかと申しますと、まずこのサイズ。ドラゴンはMTGでは百数種類存在していますが、その中でも上位クラスのサイズを誇ります。2019年現在でも、これと並ぶかそれよりも大きいサイズを持つドラゴンはかなり少ないです。ほかのドラゴンとは違い、飛行やトランプルはありませんが、あのタルモゴイフですら返り討ちにできるドラゴンは貴重です。
次に、ドラゴンの中でもほぼ唯一のモヤシ能力。似たような能力を持ったドラゴンは後に純白のドラゴンやアラシンの君主というカードが登場しましたが、これらはどちらもライブラリーに帰ってしまうので始祖ドラゴンの末裔で変身するには正直微妙なカードでした。
Arashin Sovereign / アラシンの君主 (5)(緑)(白)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
アラシンの君主が死亡したとき、これをオーナーのライブラリーの一番上か一番下に置いてもよい。
6/6
引用元:MTG Wiki様より http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%90%9B%E4%B8%BB/Arashin_Sovereign
Alabaster Dragon / 純白のドラゴン (4)(白)(白)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
純白のドラゴンが死亡したとき、それをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
4/4
引用元:MTG Wiki様より http://mtgwiki.com/wiki/%E7%B4%94%E7%99%BD%E3%81%AE%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3/Alabaster_Dragon
しかし、黄道の龍に変身すれば、死亡しても手札に戻るのでマナさえあれば再キャストすることが可能になります。
また、騙し討ちとも非常に相性が良く、エンド時に生け贄に捧げても手札に戻るのでまた騙し討ちで出すことができます。
と、ドラゴンジャンクにおいては非常に有用なカードではあるんですが、2つほどネックが。
1つ目はマナコスト。9マナというマナコストのわりに回避能力やトランプルを持たないので、素出しするには旨味がないのが難点ですね。
2つ目というかこれがメインなんですが、そのシングル価格。紙でははるか昔(約20年前)に発売されたポータル三国志以来一度も再録されておらず、数もそれほど出回っていないため、あまり使われない割にシングル価格は非常に高価です。
日本語版は4000円前後ですが、英語版はおおよそ20000円以上(正直20000円前後で買えたらよほど状態が悪いか、ラッキーかのどちらかです)。
そもそもポータル三国志自体の流通量が少ないのに日本語版以上に市場に出回っていないので、かなり貴重です。持ってたらパワー9並に自慢してもいいレベル。
ポータル三国志のカードは再録禁止ではないので(統率者や、巧みな軍略みたいに最終的に通常パックに入ったりするケースもあるので)、再録されないとは限らないんですが、いかんせんその可能性は薄いでしょう。
とはいえ、デュアルランドなどの再録禁止カードとは違って実用性は普通のデッキでは無いに等しいので、今のところ値段はそこまで変動していないかなという感じです。
紙で組んでいるドラゴンジャンクは全部英語統一しているので、これに関しても英語版で購入しようと考えています。めっちゃキッツい。
ヘブソでございます。
今回は、所有デッキの大本命であるドラゴンジャンクについて紹介します。
まあ単純に言えば「5cドラゴン」です。
クリーチャー 21
破滅の龍、ニコル・ボーラス 1
栄光をもたらすもの 1
多欲なドラゴン 2
龍王オジュタイ 1
始祖ドラゴンの末裔 4
潮の星、京河 1
ドラゴンの女王、ラスリス 1
漂う死、シルムガル 1
龍王シルムガル 1
龍王ドロモカ 1
炎の大口、ドラクセス 1
災火のドラゴン 1
龍王アタルカ 1
ヘルカイトの首領 1
ニコル・ボーラス 1
始祖ドラゴン 1
ドラゴンの暴君 1
その他スペル 14
龍の大嵐 2
五元のプリズム 4
宝物の地図 2
巻物棚 2
彩色の灯籠 2
騙し討ち 2
土地 25
平地 2
島 2
沼 2
山 2
森 2
虹色の眺望 4
魂の洞窟 2
宝石鉱山 4
精霊龍の安息地 3
カラカス 1
水辺の学舎、水面院 1
サイドボード
龍王ドロモカ 1
ヘルカイトの暴君 1
真髄の針 2
仕組まれた爆薬 2
突然の衰微 2
否定の力 2
漂流自我 1
神聖の力線 2
活性の力 1
紅蓮操作 1
ぶっちゃけて言います。ドラゴンジャンクは「ローグデッキ」であり、「カジュアルデッキ」です。
アーキタイプとしては5cドラゴンですが、切り札の始祖ドラゴンの末裔のためにピン挿ししているドラゴンが多いことから、自分はドラゴンジャンクと呼んでいます。
また、単純に手札に来たドラゴンたちでひたすら相手を殴ることからにも起因します。
このデッキの強みはなんといってもカードパワーの高さがあります。
サイズがでかいことと飛行を持っているのもそうですが、それを次々と送り込めることにより、並大抵のクリーチャーでは止められません。
3~4パンすればゲームが終わるのも魅力的。
しかし、弱点は多数あり、正直環境デッキに対抗できるレベルとは必ずしもいいがたいかなとは思っています。
自分が経験してきてキツイなと思ったのは以下の通りです。
・コンボを止められない
・よりサイズの大きいクリーチャーには勝てない(マリットレイジやエムラクールとか)
・妨害一発で割と詰んだりする
・スピード勝負では不利
はい、どれもメインから仕掛けてくる相手です。なのでサイド後以降が本番といえます。
それでは、搭載されている各カードについて見てみましょう。
・破滅の龍、ニコル・ボーラス
このデッキの最軽量ドラゴン(4マナ)。cipでハンデスを行うほか、おまけ程度でしかありませんが7マナでPWのほうに変身することもできます。普段はこれをカラカスを使って回収・再利用して相手の手札をボロボロにすることが多いです。PWのほうは奇跡や罠の橋があるといった長期戦で役に立ちます。
・多欲なドラゴン
M20で初登場にして期待のルーキー。宝物を2つ生成するのでマナ加速に使えるほか、宝物の入り江のドローソースにもなるのが強い。本体も3/3飛行なのでアタッカーにも壁にもなります。
・栄光をもたらすもの
小型~中型除去。そうでなくとも速攻を持っているので単純にダメージレースに持っていきやすいのが強い。
・始祖ドラゴンの末裔
このデッキの核。起動に2マナかかるので、出して即起動するには7マナかかります。色対策1発で落ちる上にカラカスにも引っかかると弱点が多いですが、多数のドラゴンを搭載しているので状況に応じた柔軟性と、単純に5マナ4/4飛行なのでそのままフィニッシャーになるのが強み。さらに、手札に複数来てもどのピッチスペル(サイド後限定ですが)の種にできるのがウリ。
・龍王オジュタイ
主に水面院と組み合わせて使います。サボタージュで後続を持ってくるほか、あえてアンタップ状態のままにして壁にすることも。
・潮の星、京河
デカ物対策。主にスニークショーやマリットレイジ、エルドラージ、デカくなったタルモゴイフに対して使います。そうでなくとも5/5飛行で並大抵の相手を受け止められるのがポイント。
・ドラゴンの女王、ラスリス
長期戦におけるフィニッシャーの1体。龍の大嵐と組み合わせた日には...。
・漂う死、シルムガル
始祖ドラゴンの末裔に呪禁を持たせるために使われることが多いですが、タフネス1のクリーチャーが多い(真の名の宿敵やトークンや忍者など)時は素出しして一掃することもあります。
・龍王シルムガル
こちらはデカ物やPWをパクるために用います。ショーテルでこいつを出して牽制することもあります。龍の大嵐と組み合わせて複数除去なんてことも。
・龍王ドロモカ
対フェアデッキ最強のドラゴン。サイズもさることながら並の火力では焼けない他、後続を安心して通すためにも用います。
・炎の大口、ドラクセス
複数の対象にダメージを与えるドラゴン。後述の災火のドラゴンと比較すると伝説であることや大型クリーチャーや対象に取れないクリーチャーを焼けないことがネックになりますが、こちらは本体やPWにもダメージを与えられることやフィニッシャーになりやすいことから採用しています。ただ、最近は手札に来すぎて腐りやすいことが多いので解雇の危機にあります...。
・災火のドラゴン
主に始祖ドラゴンの末裔でコピーするか騙し討ちで踏み倒して使います。ドラクセスとは違い、素のサイズや単体での使いやすさに関しては劣りますが、エルドラージやタイタンや数が多い相手を焼きたいときにはこちらを優先します。サボタージュなので、攻撃さえ通れば誘発できるのが良き。
・龍王アタルカ
こちらも複数対象に火力を打てるドラゴン。1対多数交換も十分に望めるほか、単純に8/8飛行トランプルなので、アタッカーとしても非常に強力。
・ヘルカイトの首領
シンプルにデカい。主に始祖ドラゴンの末裔がダメ押しに使うときに用いられますが、ファッティの中では唯一の非伝説なので相手のカラカスに強いのがポイント。
・ニコル・ボーラス
踏み倒したり、始祖ドラゴンの末裔で変身する用。素出しすることは稀ですが、龍の大嵐がある状態で場に出ると本体にダメージを与えられ、手札を根こそぎ叩き落とすことができます。
・始祖ドラゴン
踏み倒し、始祖ドラゴンの末裔の変身先。サイズが単純にデカいのと、自分だけドロー+エウレカなのが単純に強力。威光はインクの染み。
・ドラゴンの暴君
フィニッシャーの1体。単体での性能がエグい。基本的に始祖ドラゴンの末裔で変身するか騙し討ちで出すのでアップキープコストを払うことは稀です。
・龍の大嵐
このデッキのサポーターにして影のフィニッシャー。ドラゴンに速攻を持たせるだけでなく、ドラゴンがダメージを与えられるので様々なコンボやフィニッシャーになるので案外器用ですし、相手からすればかなり嫌らしい。罠の橋を使う相手にはまず必須のフィニッシャーになります。
・五元のプリズム
このカードから一気に5マナ域につなげられるので採用。このデッキにおいて非常に重要なマナファクト。カウンターを使い切っても場に残るので、エムラクールの滅殺の種にできるのもGood。
・宝物の地図+宝物の入り江
五元のプリズムと比べてマナを出すのは非常に遅いものの、大型クリーチャーを出すには非常に重要になるカード。自身で宝物を生み出すほか、多欲なドラゴンの存在から、変身してもドローソースには困らないカードです。
・巻物棚
上の2枚とは違ってマナ加速にはなりにくく、どちらかといえば手札事故防止兼始祖ドラゴンの末裔の変身先をライブラリーに埋める役。虹色の眺望や始祖ドラゴンの末裔と併用するとなお良し。
値段が統率者需要のせいで高くなっていて入手に地味に苦労します。
・彩色の灯籠
土地がデメリットなしですべて好きな色のマナを出せるようになります。宝石鉱山と相性がいいのはもちろん、このデッキの苦手とする血染めの月へのささやかなメタになります。
・騙し討ち
大型クリーチャーが多いので採用。青が入っていないデッキ相手には必殺になります。
・基本土地各色2枚ずつ
多色デッキの弱点として基本でない土地へのメタがあるので、それを回避するために多めに搭載しています。おかげで暗殺者の戦利品のデメリットを利用することができるようになりました。
・カラカス
主に相手の伝説に対してのメタですが、破滅の龍ニコル・ボーラスや騙し討ちで出した伝説持ちを回収して再利用することができます。白マナ源になるので五元のプリズムに活かしやすいです。
・虹色の眺望
フェッチランド。色マナを揃える必要のあるこのデッキでは必須です。また、巻物棚で置いた不要なカードを散らすためにも使います。
・魂の洞窟
部族デッキなので必須ですが、ドラゴン以外で色マナが出ないので枚数は抑え目。
・精霊龍の安息地
ドラゴンのための色マナが出るのと、サクることで墓地のドラゴンを回収できます。長期戦になったときに非常に頼りになるカードです。
・宝石鉱山
デメリットなく色マナを出せる優秀な土地。彩色の灯籠と組み合わせることでカウンターを減らすことなく色マナを出すことが可能になります。
・水辺の学舎、水面院
主に壁作り用。オジュタイとの相性はピカ一です。青マナも出せるのもGood。
次はサイドボードです。上述した苦手要素に対するメタカードが主になります。
・龍王ドロモカ
フェアデッキやバーンに対して投入します。特にバーンに関してはこれを立たせて投了に追い込むこともできます。
・ヘルカイトの暴君
アーティファクト対策(デスタク、親和など)。攻撃が通ればほぼ確実に相手を投了に追い込めます。
・真髄の針
刺す対象は主に不毛の大地かカラカス。土地単であれば演劇の舞台、ターボデプスであれば舞台に加えて吸血鬼の呪詛術師...など、デッキさえ分かれば刺す対象も絞り込めるので、序盤に持っておきたいカードです。
・仕組まれた爆薬
5色出すことも難しくないので、マナコストが統一されている盤面だと非常に強力な全体除去になります。ただし、こちらも巻き込まれるので利用は計画的に。
・突然の衰微
打ち消されない軽量除去。このカードを投入した時には、虹色の眺望で持ってくるのは沼か森を持ってくることが多いです。
・否定の力
コンボ、PW対策。ブルーカウントはそれなりに投入しているし、ドラゴンを出した返しに隙ができやすいので相性抜群。Force of Willと迷いましたが、こちらのほうが軽いので投入。
・漂流自我
コンボやコントロールなどの、少数の勝ち筋に頼ったデッキに対するメタ。通れば間違いなく有利に試合を進められます。
・神聖の力線
バーン、ハンデス対策。グリクシスコントロールに投入して本体火力やヴェリアナの布告を封じたり、エルドラージポストに対して入れて難題の予言者をバニラにしたり罠の橋+終末を招くものコンビを封じたりすることも。
バーンに対しては、これが初手にある必要があるので何回もマリガンすることもあります。
・活性の力
対赤単。血染めの月を張られていても除去できるのはうれしいですね。
・紅蓮操作
主に対小型デッキ用。デスタクをこれ1枚で壊滅することも。
マナ加速から大型クリーチャーを展開することから、このブログでも以前取り上げた「タイタンポスト」に似たような部分がありますね。
次に、このデッキのマッチアップについて。まだまだ当たったことのないデッキやバリエーションもあるのでその場合は除外しております。
・4cコントロール(昔は4cレオって言われてたやつ)
レンと6番+不毛の大地コンボさえなければ有利。魂の洞窟がカギとなります。
・グリクシスデルバー
不利。特に土地やマナファクトを攻められるとキツイ。
・グリクシスコントロール
不利ではあるものの、長期戦になれば有利に傾きます。
・カナディアンスレッショルド
激不利。土地を容赦なく攻めてくる上にキルターンも早いので、当たったら諦めましょう。
・青赤デルバー
不利ですが、ドロモカが出ればワンチャンありますが...。
・デス&タックス
激不利。諦めましょう。
・マーベリック(t黒,t赤含む)
サイズの差とタルモの不在でそこそこ有利。
・スニークショー
相手次第。エムラクールの1発を食らっても、相手の手札次第で盤面を修復して逆転勝ちすることもあるので。2発目来たら諦めましょう。
・オムニテル
スニークショーと違って不利。ショーテルからエムラクールを出してくるなら話は別ですが...。
・ペインター
今まではサイド後は有利だったものの、大いなる創造者カーンのせいで一気に不利に。追放領域からも引っ張ってこれるの流石にバグでは?
・サルベイジャーコンボ
メイン戦は不利。サイド後は五分五分。
・テシャールストンピィ
サルベイジャーとは違ってメインもサイドも不利。サルベイジャーと違って神髄の針が中々刺さらないんですよね...。
・エルドラージポスト
五分五分。飛行持ちがいないので攻撃が通りやすいものの、モダンでも驚異のエルドラージが早いターンから登場してくるので油断できません。
・エルドラージストンピィ
序盤は押されがちですが、追いつけばこちらが有利となります。
・青白奇跡
不利。こちらの弱点をガッツリ突きにかかります。
・青白石鍛冶
不利。同上。
・赤単プリズン
そこそこ有利。1ターン目にラブルなんて不届き者が出さえしなければ。
・黒単小悪疫
正直微妙。サイド後は神聖の力線で大抵封じれますが...。
・リアニメイト
不利。カラカスで頑張るしかありません。
・ゴブリン
リシャポ不毛嵌めのせいで不利。
・マーフォーク
昔は有利だったんですが、最近はクリーチャーをいじめるマーフォークが出てきたので今は不利です。
・スリヴァー
有利。漂う方のシルムガルと仕組まれた爆薬が最も活きるマッチアップです。
・親和
不利。サイド後は置物対策をガンガン積む必要があります。
・忍者
有利。サイズで勝てます。
・エルフ
不利。速いクリーチャーコンボの為止められないのが難点。
・土地単
激不利。当たったら諦めましょう。
・BGデプス
不利。というかマリットレイジに対抗できません。まれに1本取ることもありますが...。
・アルーレン、フードチェイン、ワールドゴージャーなどの無限コンボ
相手の状況次第ですね。コンボを決められる前に勝つこともあるし、早いターンでコンボ始動して負けることもあります。
・ドレッジ、ホガークヴァイン(ゾンバードメント)
サイズ的には有利ですが、対策カードがなくて一気に競り負けることも。後者はホガークのみがキツい。
・ベルチャー、超起源、The Spyなどの1キルデッキ
メイン戦は不利。サイド後は有利。
・バーン
メイン戦は不利。サイド後はドロモカと神聖の力線を使えばほぼ勝ち。
・ANT(ストーム系)
メイン戦は不利。サイド後で対抗します。
・デスシャドウ
飛行クリーチャーが少なく自分から勝手にライフを削ってくれるため、そこそこ有利。
・スタイフルノート
相手次第ですが、基本的には不利です。
・感染
不利。間に合いません。
・High Tide
相手次第ですが、ドラゴンが通ればこちらのほうが有利です。
・エンチャントレス
不利。攻撃できなくなった瞬間に負けます。
・ヘルムピース(ヘルムヴォイド)
メイン戦は不利なので、サイド後で対抗します。
・ジャンド、4cローム
不利。除去が多いのと、レンと6番+不毛の大地を搭載しているので。
・デッドガイエイル
サイズ面で有利。
・テゼレッター、ウルザソプター
妨害手段が少ないという点ではそこそこ有利ですが、カーンやウルザの出すトークンがかなり厄介。
・Nic Fit(アブザン、BUG含む)
有利。こちらが動かずとも勝手にこちらの土地を増やしてくれるのでドラゴンたちを並べやすいです。
こんな感じです。この中にはマッチアップしていないデッキ(このサイトを参考にしました⇒https://manuke.jp/mtg-legacy/)もありますが、有利なデッキ相手でも負けることなんてよくあるのであまり参考にできません。
7月からロンドンマリガンが導入されましたが、数あるデッキの中では珍しくロンドンマリガンによって強化されたデッキです。
半年前に組んでからというものの、中々勝てていない(FNMで2勝以上していない)のが現状ですが、とても独特で使って楽しいデッキですので、これからもこのデッキを使い続けます。
今後は、このデッキについてあれこれ語ることが多くなると思います。
今回は、所有デッキの大本命であるドラゴンジャンクについて紹介します。
まあ単純に言えば「5cドラゴン」です。
クリーチャー 21
破滅の龍、ニコル・ボーラス 1
栄光をもたらすもの 1
多欲なドラゴン 2
龍王オジュタイ 1
始祖ドラゴンの末裔 4
潮の星、京河 1
ドラゴンの女王、ラスリス 1
漂う死、シルムガル 1
龍王シルムガル 1
龍王ドロモカ 1
炎の大口、ドラクセス 1
災火のドラゴン 1
龍王アタルカ 1
ヘルカイトの首領 1
ニコル・ボーラス 1
始祖ドラゴン 1
ドラゴンの暴君 1
その他スペル 14
龍の大嵐 2
五元のプリズム 4
宝物の地図 2
巻物棚 2
彩色の灯籠 2
騙し討ち 2
土地 25
平地 2
島 2
沼 2
山 2
森 2
虹色の眺望 4
魂の洞窟 2
宝石鉱山 4
精霊龍の安息地 3
カラカス 1
水辺の学舎、水面院 1
サイドボード
龍王ドロモカ 1
ヘルカイトの暴君 1
真髄の針 2
仕組まれた爆薬 2
突然の衰微 2
否定の力 2
漂流自我 1
神聖の力線 2
活性の力 1
紅蓮操作 1
ぶっちゃけて言います。ドラゴンジャンクは「ローグデッキ」であり、「カジュアルデッキ」です。
アーキタイプとしては5cドラゴンですが、切り札の始祖ドラゴンの末裔のためにピン挿ししているドラゴンが多いことから、自分はドラゴンジャンクと呼んでいます。
また、単純に手札に来たドラゴンたちでひたすら相手を殴ることからにも起因します。
このデッキの強みはなんといってもカードパワーの高さがあります。
サイズがでかいことと飛行を持っているのもそうですが、それを次々と送り込めることにより、並大抵のクリーチャーでは止められません。
3~4パンすればゲームが終わるのも魅力的。
しかし、弱点は多数あり、正直環境デッキに対抗できるレベルとは必ずしもいいがたいかなとは思っています。
自分が経験してきてキツイなと思ったのは以下の通りです。
・コンボを止められない
・よりサイズの大きいクリーチャーには勝てない(マリットレイジやエムラクールとか)
・妨害一発で割と詰んだりする
・スピード勝負では不利
はい、どれもメインから仕掛けてくる相手です。なのでサイド後以降が本番といえます。
それでは、搭載されている各カードについて見てみましょう。
・破滅の龍、ニコル・ボーラス
このデッキの最軽量ドラゴン(4マナ)。cipでハンデスを行うほか、おまけ程度でしかありませんが7マナでPWのほうに変身することもできます。普段はこれをカラカスを使って回収・再利用して相手の手札をボロボロにすることが多いです。PWのほうは奇跡や罠の橋があるといった長期戦で役に立ちます。
・多欲なドラゴン
M20で初登場にして期待のルーキー。宝物を2つ生成するのでマナ加速に使えるほか、宝物の入り江のドローソースにもなるのが強い。本体も3/3飛行なのでアタッカーにも壁にもなります。
・栄光をもたらすもの
小型~中型除去。そうでなくとも速攻を持っているので単純にダメージレースに持っていきやすいのが強い。
・始祖ドラゴンの末裔
このデッキの核。起動に2マナかかるので、出して即起動するには7マナかかります。色対策1発で落ちる上にカラカスにも引っかかると弱点が多いですが、多数のドラゴンを搭載しているので状況に応じた柔軟性と、単純に5マナ4/4飛行なのでそのままフィニッシャーになるのが強み。さらに、手札に複数来てもどのピッチスペル(サイド後限定ですが)の種にできるのがウリ。
・龍王オジュタイ
主に水面院と組み合わせて使います。サボタージュで後続を持ってくるほか、あえてアンタップ状態のままにして壁にすることも。
・潮の星、京河
デカ物対策。主にスニークショーやマリットレイジ、エルドラージ、デカくなったタルモゴイフに対して使います。そうでなくとも5/5飛行で並大抵の相手を受け止められるのがポイント。
・ドラゴンの女王、ラスリス
長期戦におけるフィニッシャーの1体。龍の大嵐と組み合わせた日には...。
・漂う死、シルムガル
始祖ドラゴンの末裔に呪禁を持たせるために使われることが多いですが、タフネス1のクリーチャーが多い(真の名の宿敵やトークンや忍者など)時は素出しして一掃することもあります。
・龍王シルムガル
こちらはデカ物やPWをパクるために用います。ショーテルでこいつを出して牽制することもあります。龍の大嵐と組み合わせて複数除去なんてことも。
・龍王ドロモカ
対フェアデッキ最強のドラゴン。サイズもさることながら並の火力では焼けない他、後続を安心して通すためにも用います。
・炎の大口、ドラクセス
複数の対象にダメージを与えるドラゴン。後述の災火のドラゴンと比較すると伝説であることや大型クリーチャーや対象に取れないクリーチャーを焼けないことがネックになりますが、こちらは本体やPWにもダメージを与えられることやフィニッシャーになりやすいことから採用しています。ただ、最近は手札に来すぎて腐りやすいことが多いので解雇の危機にあります...。
・災火のドラゴン
主に始祖ドラゴンの末裔でコピーするか騙し討ちで踏み倒して使います。ドラクセスとは違い、素のサイズや単体での使いやすさに関しては劣りますが、エルドラージやタイタンや数が多い相手を焼きたいときにはこちらを優先します。サボタージュなので、攻撃さえ通れば誘発できるのが良き。
・龍王アタルカ
こちらも複数対象に火力を打てるドラゴン。1対多数交換も十分に望めるほか、単純に8/8飛行トランプルなので、アタッカーとしても非常に強力。
・ヘルカイトの首領
シンプルにデカい。主に始祖ドラゴンの末裔がダメ押しに使うときに用いられますが、ファッティの中では唯一の非伝説なので相手のカラカスに強いのがポイント。
・ニコル・ボーラス
踏み倒したり、始祖ドラゴンの末裔で変身する用。素出しすることは稀ですが、龍の大嵐がある状態で場に出ると本体にダメージを与えられ、手札を根こそぎ叩き落とすことができます。
・始祖ドラゴン
踏み倒し、始祖ドラゴンの末裔の変身先。サイズが単純にデカいのと、自分だけドロー+エウレカなのが単純に強力。威光はインクの染み。
・ドラゴンの暴君
フィニッシャーの1体。単体での性能がエグい。基本的に始祖ドラゴンの末裔で変身するか騙し討ちで出すのでアップキープコストを払うことは稀です。
・龍の大嵐
このデッキのサポーターにして影のフィニッシャー。ドラゴンに速攻を持たせるだけでなく、ドラゴンがダメージを与えられるので様々なコンボやフィニッシャーになるので案外器用ですし、相手からすればかなり嫌らしい。罠の橋を使う相手にはまず必須のフィニッシャーになります。
・五元のプリズム
このカードから一気に5マナ域につなげられるので採用。このデッキにおいて非常に重要なマナファクト。カウンターを使い切っても場に残るので、エムラクールの滅殺の種にできるのもGood。
・宝物の地図+宝物の入り江
五元のプリズムと比べてマナを出すのは非常に遅いものの、大型クリーチャーを出すには非常に重要になるカード。自身で宝物を生み出すほか、多欲なドラゴンの存在から、変身してもドローソースには困らないカードです。
・巻物棚
上の2枚とは違ってマナ加速にはなりにくく、どちらかといえば手札事故防止兼始祖ドラゴンの末裔の変身先をライブラリーに埋める役。虹色の眺望や始祖ドラゴンの末裔と併用するとなお良し。
値段が統率者需要のせいで高くなっていて入手に地味に苦労します。
・彩色の灯籠
土地がデメリットなしですべて好きな色のマナを出せるようになります。宝石鉱山と相性がいいのはもちろん、このデッキの苦手とする血染めの月へのささやかなメタになります。
・騙し討ち
大型クリーチャーが多いので採用。青が入っていないデッキ相手には必殺になります。
・基本土地各色2枚ずつ
多色デッキの弱点として基本でない土地へのメタがあるので、それを回避するために多めに搭載しています。おかげで暗殺者の戦利品のデメリットを利用することができるようになりました。
・カラカス
主に相手の伝説に対してのメタですが、破滅の龍ニコル・ボーラスや騙し討ちで出した伝説持ちを回収して再利用することができます。白マナ源になるので五元のプリズムに活かしやすいです。
・虹色の眺望
フェッチランド。色マナを揃える必要のあるこのデッキでは必須です。また、巻物棚で置いた不要なカードを散らすためにも使います。
・魂の洞窟
部族デッキなので必須ですが、ドラゴン以外で色マナが出ないので枚数は抑え目。
・精霊龍の安息地
ドラゴンのための色マナが出るのと、サクることで墓地のドラゴンを回収できます。長期戦になったときに非常に頼りになるカードです。
・宝石鉱山
デメリットなく色マナを出せる優秀な土地。彩色の灯籠と組み合わせることでカウンターを減らすことなく色マナを出すことが可能になります。
・水辺の学舎、水面院
主に壁作り用。オジュタイとの相性はピカ一です。青マナも出せるのもGood。
次はサイドボードです。上述した苦手要素に対するメタカードが主になります。
・龍王ドロモカ
フェアデッキやバーンに対して投入します。特にバーンに関してはこれを立たせて投了に追い込むこともできます。
・ヘルカイトの暴君
アーティファクト対策(デスタク、親和など)。攻撃が通ればほぼ確実に相手を投了に追い込めます。
・真髄の針
刺す対象は主に不毛の大地かカラカス。土地単であれば演劇の舞台、ターボデプスであれば舞台に加えて吸血鬼の呪詛術師...など、デッキさえ分かれば刺す対象も絞り込めるので、序盤に持っておきたいカードです。
・仕組まれた爆薬
5色出すことも難しくないので、マナコストが統一されている盤面だと非常に強力な全体除去になります。ただし、こちらも巻き込まれるので利用は計画的に。
・突然の衰微
打ち消されない軽量除去。このカードを投入した時には、虹色の眺望で持ってくるのは沼か森を持ってくることが多いです。
・否定の力
コンボ、PW対策。ブルーカウントはそれなりに投入しているし、ドラゴンを出した返しに隙ができやすいので相性抜群。Force of Willと迷いましたが、こちらのほうが軽いので投入。
・漂流自我
コンボやコントロールなどの、少数の勝ち筋に頼ったデッキに対するメタ。通れば間違いなく有利に試合を進められます。
・神聖の力線
バーン、ハンデス対策。グリクシスコントロールに投入して本体火力やヴェリアナの布告を封じたり、エルドラージポストに対して入れて難題の予言者をバニラにしたり罠の橋+終末を招くものコンビを封じたりすることも。
バーンに対しては、これが初手にある必要があるので何回もマリガンすることもあります。
・活性の力
対赤単。血染めの月を張られていても除去できるのはうれしいですね。
・紅蓮操作
主に対小型デッキ用。デスタクをこれ1枚で壊滅することも。
マナ加速から大型クリーチャーを展開することから、このブログでも以前取り上げた「タイタンポスト」に似たような部分がありますね。
次に、このデッキのマッチアップについて。まだまだ当たったことのないデッキやバリエーションもあるのでその場合は除外しております。
・4cコントロール(昔は4cレオって言われてたやつ)
レンと6番+不毛の大地コンボさえなければ有利。魂の洞窟がカギとなります。
・グリクシスデルバー
不利。特に土地やマナファクトを攻められるとキツイ。
・グリクシスコントロール
不利ではあるものの、長期戦になれば有利に傾きます。
・カナディアンスレッショルド
激不利。土地を容赦なく攻めてくる上にキルターンも早いので、当たったら諦めましょう。
・青赤デルバー
不利ですが、ドロモカが出ればワンチャンありますが...。
・デス&タックス
激不利。諦めましょう。
・マーベリック(t黒,t赤含む)
サイズの差とタルモの不在でそこそこ有利。
・スニークショー
相手次第。エムラクールの1発を食らっても、相手の手札次第で盤面を修復して逆転勝ちすることもあるので。2発目来たら諦めましょう。
・オムニテル
スニークショーと違って不利。ショーテルからエムラクールを出してくるなら話は別ですが...。
・ペインター
今まではサイド後は有利だったものの、大いなる創造者カーンのせいで一気に不利に。追放領域からも引っ張ってこれるの流石にバグでは?
・サルベイジャーコンボ
メイン戦は不利。サイド後は五分五分。
・テシャールストンピィ
サルベイジャーとは違ってメインもサイドも不利。サルベイジャーと違って神髄の針が中々刺さらないんですよね...。
・エルドラージポスト
五分五分。飛行持ちがいないので攻撃が通りやすいものの、モダンでも驚異のエルドラージが早いターンから登場してくるので油断できません。
・エルドラージストンピィ
序盤は押されがちですが、追いつけばこちらが有利となります。
・青白奇跡
不利。こちらの弱点をガッツリ突きにかかります。
・青白石鍛冶
不利。同上。
・赤単プリズン
そこそこ有利。1ターン目にラブルなんて不届き者が出さえしなければ。
・黒単小悪疫
正直微妙。サイド後は神聖の力線で大抵封じれますが...。
・リアニメイト
不利。カラカスで頑張るしかありません。
・ゴブリン
リシャポ不毛嵌めのせいで不利。
・マーフォーク
昔は有利だったんですが、最近はクリーチャーをいじめるマーフォークが出てきたので今は不利です。
・スリヴァー
有利。漂う方のシルムガルと仕組まれた爆薬が最も活きるマッチアップです。
・親和
不利。サイド後は置物対策をガンガン積む必要があります。
・忍者
有利。サイズで勝てます。
・エルフ
不利。速いクリーチャーコンボの為止められないのが難点。
・土地単
激不利。当たったら諦めましょう。
・BGデプス
不利。というかマリットレイジに対抗できません。まれに1本取ることもありますが...。
・アルーレン、フードチェイン、ワールドゴージャーなどの無限コンボ
相手の状況次第ですね。コンボを決められる前に勝つこともあるし、早いターンでコンボ始動して負けることもあります。
・ドレッジ、ホガークヴァイン(ゾンバードメント)
サイズ的には有利ですが、対策カードがなくて一気に競り負けることも。後者はホガークのみがキツい。
・ベルチャー、超起源、The Spyなどの1キルデッキ
メイン戦は不利。サイド後は有利。
・バーン
メイン戦は不利。サイド後はドロモカと神聖の力線を使えばほぼ勝ち。
・ANT(ストーム系)
メイン戦は不利。サイド後で対抗します。
・デスシャドウ
飛行クリーチャーが少なく自分から勝手にライフを削ってくれるため、そこそこ有利。
・スタイフルノート
相手次第ですが、基本的には不利です。
・感染
不利。間に合いません。
・High Tide
相手次第ですが、ドラゴンが通ればこちらのほうが有利です。
・エンチャントレス
不利。攻撃できなくなった瞬間に負けます。
・ヘルムピース(ヘルムヴォイド)
メイン戦は不利なので、サイド後で対抗します。
・ジャンド、4cローム
不利。除去が多いのと、レンと6番+不毛の大地を搭載しているので。
・デッドガイエイル
サイズ面で有利。
・テゼレッター、ウルザソプター
妨害手段が少ないという点ではそこそこ有利ですが、カーンやウルザの出すトークンがかなり厄介。
・Nic Fit(アブザン、BUG含む)
有利。こちらが動かずとも勝手にこちらの土地を増やしてくれるのでドラゴンたちを並べやすいです。
こんな感じです。この中にはマッチアップしていないデッキ(このサイトを参考にしました⇒https://manuke.jp/mtg-legacy/)もありますが、有利なデッキ相手でも負けることなんてよくあるのであまり参考にできません。
7月からロンドンマリガンが導入されましたが、数あるデッキの中では珍しくロンドンマリガンによって強化されたデッキです。
半年前に組んでからというものの、中々勝てていない(FNMで2勝以上していない)のが現状ですが、とても独特で使って楽しいデッキですので、これからもこのデッキを使い続けます。
今後は、このデッキについてあれこれ語ることが多くなると思います。
所有デッキ:ニコルシュート(モダン)
2019年8月6日 Magic: The Gatheringヘブソでございます。今回は久々の所有デッキ(完成したのは昨日)を紹介したいと思います。
今回は、前に紹介したニコルシュート(https://scionoftheurdragon.diarynote.jp/201908021750435448/)とは別のタイプのニコルシュートです。
では見てみましょう。
レシピはこちら。
クリーチャー 14
始祖ドラゴンの末裔 4
火想者、ニヴ=ミゼット 1
パルン、ニヴ=ミゼット 1
龍王コラガン 1
炎の大口、ドラクセス 1
龍王アタルカ 1
世界を溶かすもの、アタルカ 1
ニコル・ボーラス 4
呪文 27
好奇心 2
交錯の混乱 3
任務説明 2
航路の作成 4
御霊の復讐 4
発見+発散 2
イゼットの魔除け 2
五元のプリズム 4
はぐれ影魔導士、ダブリエル 2
最後の別れ 1
魂魄流 1
土地 19
島 7
沼 1
硫黄の滝 3
水没した地下墓地 4
涙の川 2
尖塔断の運河 1
氷河の城塞 1
サイドボード 15
破滅の龍、ニコル・ボーラス 2
竜英傑、ニヴ=ミゼット 1
漂う死、シルムガル 1
ボガーダンのヘルカイト 1
撤廃 2
虚無の呪文爆弾 1
紅蓮地獄 1
摩耗+損耗 2
御霊の足跡 1
嵐の伝導者、ラル 2
永遠神の投入 1
ニコルシュートとは何かというのは以下をご参照ください。
https://scionoftheurdragon.diarynote.jp/201908021750435448/
今回のデッキは青黒t赤白になります。
御霊の復讐があるにもかかわらず、信仰無き物あさりが入っていません。
なぜかというと、
1.これに頼りがちな構成は動きを悪くする
もちろんのことながら、1t目に物あさり、2t目に御霊の復讐とつなぐのは強いです。筆者も何回か試してみました。しかし、数回回して思いました。
「信仰無き物あさりが来たときは強いけど、来なかった時の弱さが尋常じゃない」
信仰無き物あさりがないと勝てないデッキにはしたくないので外すことにしました。
2.2枚捨てるというのがなんとも
御霊の復讐で釣ってこれるのは1枚ですので、特定のドラゴン1枚を捨てれば良く、2枚捨てて手札が減ることが問題になりやすいです。
なので、信仰無き物あさりよりは、手札を減らさずドラゴンを墓地に落とせる航路の作成や、アドバンテージを失いにくい諜報持ちスペルのほうが良いと判断しました。
イゼットの魔除けも入っていますが、こちらは小型除去や非クリーチャー呪文に睨みを利かせられると柔軟性があるので残しています。
3.色拘束の強いこのデッキにこれ以上色は追加できない
最初はグリクシスカラーで組んでいましたが、色拘束の強いカードが多くひたすら腐ることが多かったので、最終的に赤要素も若干は残しましたがメインカラーは青黒になりました。物あさりがなくてもドローと墓地肥やしができる色でもあるからです。
という理由で、物あさりを外しました。
それでは、気になるカードを見てみましょう。
・龍王コラガン
フィニッシャーとして採用。五元のプリズムの存在から素出しすることもしばしば。
・交錯の混乱
このデッキの潤滑剤。編成で2マナカードをサーチできる上に、妨害に対しての対策になるので採用。しかし、色拘束も強いので3枚に。
・任務説明
墓地のドロースペルや御霊の復讐を使いまわします。瞬唱の魔導士と比べると、自分で墓地肥やしができる点が強みとなります。
・発見+発散
緩い色拘束で墓地肥やし&ドローできる器用な1枚。とはいえハズレを引くこともあるので2枚に減らしています。
・はぐれ影魔導士、ダブリエル
ニコルシュートを決めたものの、その後の決め手に欠けるこのデッキにおける救世主。3マナシングルシンボルながら、ニコルシュートを決めた後は数ターン連続でダメージを与えられるうえに、-能力で自分の手札のドラゴンを落とすこともできるので、見た目によらず非常に多種多様な活躍をします。初期忠誠度が3と心許ないのが難点ではあります。
・最後の別れ
5マナと重いですが、納墓+魔性の教示者なのでドラゴンシュートの下準備を1枚でこなせるのが強力。
・魂魄流
5枚目以降のリアニメイト。パンプアップ+速攻も持つため、一気にフィニッシュまで持っていけます。世界を溶かすもの、アタルカを釣ったら宇宙。
・破滅の龍、ニコル・ボーラス
サイド後からの追加のフィニッシャー。4マナ4/4飛行だけでも十分強いですが、(あまり変身することはありませんが)PWの能力も非常に強力です。
・竜英傑、ニヴ=ミゼット
追加のドローソース兼フィニッシャーとして。長期戦になった時の強さが尋常じゃない。
・ボガーダンのヘルカイト
御霊の復讐で釣ることはできませんが、本体にダメージを与えられるので投入。後述の御霊の足跡とセットで入れます。
・撤廃
チャリスX=2で割と詰むこのデッキでは非常に強力なスペルです。
・御霊の足跡
追加の釣り竿。御霊の復讐とは違い速攻を付与できないので、主に釣る対象はコラガン、アタルカやボガーダンのヘルカイトになります。
・嵐の伝導者、ラル
追加のフィニッシャー。手札事故を防ぐことと、置いてしまえば次のターンから実質無料でインスタントやソーサリーをコピーできるようになります。
・永遠神の投入
5マナと重いものの、除去ライフゲイン墓地肥やし戦力追加と得られるアドバンテージの量がイカれてるソーサリー。クリーチャーデッキ相手に入れます。
ということで、今回は青黒型のニコルシュートをご紹介しました。2t目に決めることはできなくなりましたが、3t目に安定して決められるようにはなっているので、ニコルシュートを組みたい方はぜひ。
今回は、前に紹介したニコルシュート(https://scionoftheurdragon.diarynote.jp/201908021750435448/)とは別のタイプのニコルシュートです。
では見てみましょう。
レシピはこちら。
クリーチャー 14
始祖ドラゴンの末裔 4
火想者、ニヴ=ミゼット 1
パルン、ニヴ=ミゼット 1
龍王コラガン 1
炎の大口、ドラクセス 1
龍王アタルカ 1
世界を溶かすもの、アタルカ 1
ニコル・ボーラス 4
呪文 27
好奇心 2
交錯の混乱 3
任務説明 2
航路の作成 4
御霊の復讐 4
発見+発散 2
イゼットの魔除け 2
五元のプリズム 4
はぐれ影魔導士、ダブリエル 2
最後の別れ 1
魂魄流 1
土地 19
島 7
沼 1
硫黄の滝 3
水没した地下墓地 4
涙の川 2
尖塔断の運河 1
氷河の城塞 1
サイドボード 15
破滅の龍、ニコル・ボーラス 2
竜英傑、ニヴ=ミゼット 1
漂う死、シルムガル 1
ボガーダンのヘルカイト 1
撤廃 2
虚無の呪文爆弾 1
紅蓮地獄 1
摩耗+損耗 2
御霊の足跡 1
嵐の伝導者、ラル 2
永遠神の投入 1
ニコルシュートとは何かというのは以下をご参照ください。
https://scionoftheurdragon.diarynote.jp/201908021750435448/
今回のデッキは青黒t赤白になります。
御霊の復讐があるにもかかわらず、信仰無き物あさりが入っていません。
なぜかというと、
1.これに頼りがちな構成は動きを悪くする
もちろんのことながら、1t目に物あさり、2t目に御霊の復讐とつなぐのは強いです。筆者も何回か試してみました。しかし、数回回して思いました。
「信仰無き物あさりが来たときは強いけど、来なかった時の弱さが尋常じゃない」
信仰無き物あさりがないと勝てないデッキにはしたくないので外すことにしました。
2.2枚捨てるというのがなんとも
御霊の復讐で釣ってこれるのは1枚ですので、特定のドラゴン1枚を捨てれば良く、2枚捨てて手札が減ることが問題になりやすいです。
なので、信仰無き物あさりよりは、手札を減らさずドラゴンを墓地に落とせる航路の作成や、アドバンテージを失いにくい諜報持ちスペルのほうが良いと判断しました。
イゼットの魔除けも入っていますが、こちらは小型除去や非クリーチャー呪文に睨みを利かせられると柔軟性があるので残しています。
3.色拘束の強いこのデッキにこれ以上色は追加できない
最初はグリクシスカラーで組んでいましたが、色拘束の強いカードが多くひたすら腐ることが多かったので、最終的に赤要素も若干は残しましたがメインカラーは青黒になりました。物あさりがなくてもドローと墓地肥やしができる色でもあるからです。
という理由で、物あさりを外しました。
それでは、気になるカードを見てみましょう。
・龍王コラガン
フィニッシャーとして採用。五元のプリズムの存在から素出しすることもしばしば。
・交錯の混乱
このデッキの潤滑剤。編成で2マナカードをサーチできる上に、妨害に対しての対策になるので採用。しかし、色拘束も強いので3枚に。
・任務説明
墓地のドロースペルや御霊の復讐を使いまわします。瞬唱の魔導士と比べると、自分で墓地肥やしができる点が強みとなります。
・発見+発散
緩い色拘束で墓地肥やし&ドローできる器用な1枚。とはいえハズレを引くこともあるので2枚に減らしています。
・はぐれ影魔導士、ダブリエル
ニコルシュートを決めたものの、その後の決め手に欠けるこのデッキにおける救世主。3マナシングルシンボルながら、ニコルシュートを決めた後は数ターン連続でダメージを与えられるうえに、-能力で自分の手札のドラゴンを落とすこともできるので、見た目によらず非常に多種多様な活躍をします。初期忠誠度が3と心許ないのが難点ではあります。
・最後の別れ
5マナと重いですが、納墓+魔性の教示者なのでドラゴンシュートの下準備を1枚でこなせるのが強力。
・魂魄流
5枚目以降のリアニメイト。パンプアップ+速攻も持つため、一気にフィニッシュまで持っていけます。世界を溶かすもの、アタルカを釣ったら宇宙。
・破滅の龍、ニコル・ボーラス
サイド後からの追加のフィニッシャー。4マナ4/4飛行だけでも十分強いですが、(あまり変身することはありませんが)PWの能力も非常に強力です。
・竜英傑、ニヴ=ミゼット
追加のドローソース兼フィニッシャーとして。長期戦になった時の強さが尋常じゃない。
・ボガーダンのヘルカイト
御霊の復讐で釣ることはできませんが、本体にダメージを与えられるので投入。後述の御霊の足跡とセットで入れます。
・撤廃
チャリスX=2で割と詰むこのデッキでは非常に強力なスペルです。
・御霊の足跡
追加の釣り竿。御霊の復讐とは違い速攻を付与できないので、主に釣る対象はコラガン、アタルカやボガーダンのヘルカイトになります。
・嵐の伝導者、ラル
追加のフィニッシャー。手札事故を防ぐことと、置いてしまえば次のターンから実質無料でインスタントやソーサリーをコピーできるようになります。
・永遠神の投入
5マナと重いものの、除去ライフゲイン墓地肥やし戦力追加と得られるアドバンテージの量がイカれてるソーサリー。クリーチャーデッキ相手に入れます。
ということで、今回は青黒型のニコルシュートをご紹介しました。2t目に決めることはできなくなりましたが、3t目に安定して決められるようにはなっているので、ニコルシュートを組みたい方はぜひ。
脳内デッキ3:ニコルシュート(モダン)
2019年8月2日 Magic: The Gatheringヘブソでございます。今回も脳内デッキを紹介します。
今回紹介するデッキは、ニコルシュート。
ニコルボーラスを釣って相手に突撃⇒相手の手札を叩き落とすっていうコンボデッキですね。
レシピはこちら。
クリーチャー 15
始祖ドラゴンの末裔 4
呪文縛りのドラゴン 1
火想者、ニヴ=ミゼット 1
パルン、ニヴ=ミゼット 1
炎の大口、ドラクセス 1
世界を溶かすもの、アタルカ 1
龍王アタルカ 2
ニコル・ボーラス 4
呪文 25
好奇心 2
信仰なき物あさり 4
御霊の復讐 4
苦しめる声 2
安堵の再会 1
イゼットの魔除け 4
五元のプリズム 4
火の血脈、サルカン 2
けちな贈り物 1
掘葬の儀式 1
土地
宝石鉱山 2
血の墓所 2
蒸気孔 2
湿った墓 2
聖なる鋳造所 1
沼 1
島 1
山 1
血染めのぬかるみ 2
汚染された三角州 4
樹木茂る山麓 2
サイドボード 15
稲妻の斧 1
紅蓮地獄 1
解呪 1
摩耗+損耗 4
忌呪の発動 1
虚空の力線 2
破滅の刻 1
栄光をもたらすもの 1
漂う死、シルムガル 1
裂け目の突破 2
ニコルシュートとは、
クリーチャーとしてのニコル・ボーラスをあらかじめ墓地に落としてから、リアニメイトスペルでリアニメイトし、殴って相手の手札を叩き落とす。
っていうコンボです。まあグリセルシュートの派生です。
そもそも、ニコル・ボーラスってモダンで使えるんでしたっけ?っていう人もいると思いますが、
「時のらせんのタイムシフトで再録されているので、モダンでもバリバリ使えます」
手順はグリセルシュートと同じで、1ターン目に信仰なき物あさりでニコル・ボーラスなどの伝説ドラゴンを落としてから、2ターン目に御霊の復讐で落としたドラゴンを釣って殴る
というものになります。
2ターン目にボーラスシュートをすれば、どんなデッキも壊滅状態に追いやれるので非常に爽快感がありますね。
それでは、採用されている各カードを見てみましょう。
・始祖ドラゴンの末裔
5枚目以降のニコル・ボーラス。このデッキの核。2マナでライブラリーの中のドラゴンに変身できる伝説のクリーチャーです。状況によって使い分けられるのと、墓地対策のいずれにも強いので、墓地対策を積んでくる2戦目以降はこのカードが主役になります。
※割とジャッジ案件でもあるので補足すると、虚空の力線や安らかなる眠りがある状態で能力を起動して変身先のドラゴンが追放されても、その追放されたドラゴンのコピーになります。
・呪文縛りのドラゴン
ニコル・ボーラス、始祖ドラゴンの末裔に次ぐ3番手。手札にたまりすぎたドラゴンたちを処理することができるのと、それらを種にして一気に相手のライフを削りきることができます(10点はザラ)。ただ、ボーラスや始祖ドラゴンの末裔と違って伝説ではないので、御霊の復讐では釣ることができないのが残念。
・火想者、ニヴ=ミゼット,パルン、ニヴ=ミゼット
役割は同じなので。このデッキのフィニッシャーはボーラスたちだけでなく、この2枚も含まれています。好奇心をつけることによって戦闘ダメージを介さずに勝つことも可能になります。始祖ドラゴンの末裔で変身できるので、あとは好奇心を引けばコンボを開始できるのも強み。もちろん御霊の復讐で釣っても強いです。
・炎の大口、ドラクセス
M20で登場したニューフェイス。前はこの枠には災火のドラゴンがいましたが、入れ替わる形になりました。複数の対象にダメージを与えるので、10点以上ダメージを与えやすいです。
・世界を溶かすもの、アタルカ
二段攻撃持ちのドラゴン。ライフが少なくなった相手を仕留めるために使います。
・龍王アタルカ
除去枠ですね。小型~中型クリーチャーを薙ぎ払えるのが強力。始祖ドラゴンの末裔がチャンプブロックされてもこいつに変身して相手に大打撃を与えることも。
・ニコル・ボーラス
このデッキの主役。まあ説明不要でしょう。長期戦になったときに、アップキープコストを払ってずっと使い続けることもあります。
・好奇心
主にニヴ=ミゼットとのコンボに。まれに他のドラゴンたちにつけてドローソースにすることも。
・信仰なき物あさり
このデッキの重要な潤滑剤。御霊の復讐を引き込みつつ手札のドラゴンたちを落とします。
・御霊の復讐
キーカード。連繋があることも忘れてはいけません。
・苦しめる声
5枚目以降の物あさり。安堵の再会と枚数に悩みましたが、どちらかといえば使いやすいこちらの枚数を多くしました。
・安堵の再会
手札にドラゴンがたまることもあるので、こちらも採用しています。
・イゼットの魔除け
見た目以上に器用なカード。ルーティングを使うもよし、小型クリーチャーを焼くのもよし、プレインズウォーカーやコンボに対して使うもよしと用途は様々です。
・五元のプリズム
リアニメイトプランが封じられた時の重要なパーツ。これから一気に5マナ域にアクセスできるのは強力。
・火の血脈、サルカン
ルーティングやマナ加速はこのデッキと相性がいいのですが、3マナというのがこのデッキだと意外と重いので2枚投入に。
・けちな贈り物
主に持ってくるのは掘葬の儀式+ドラゴン3種です。
・掘葬の儀式
リアニメイトカード。御霊の復讐とは違い、釣ったクリーチャーは戦場に残り続けられます。メインボードでの白要素はほぼこれだけです。
サイドボードに関しては、主に墓地対策に対する対策を多く投入しています。黄泉からの橋が禁止されたとはいえ、黒力線やサージカルなどはいまだに使われているので対策しないと割と厳しいです。
・稲妻の斧
ドラゴンを落としつつクリーチャー除去。悪斬の天使がサイドに入ることも減っては来たものの、ライラやスピリット、フェニックスたちなどの飛行クリーチャーはまだまだいるので搭載しています。
・紅蓮地獄
全体火力。ゾンビやサリアたちを焼き払います。
・解呪
置物対策。墓地対策のみならず罠の橋なども出てきたら破壊する必要があるので採用。断片化とは要相談。
・摩耗+損耗
同上。
・忌呪の発動
ドラゴンボーナス付きの布告。フェアデッキやバーン相手に入れます。
・虚空の力線
主に墓地利用デッキ(ドレッジやホガーク)対策。初手以外でのこのカードはまあゴミなのでさっさとルーティングしてしまいましょう。
・破滅の刻
役割は紅蓮地獄と似ていますが、こちらはPWも焼くことができます。
・栄光をもたらすもの
小型~中型除去。自前で速攻を持っているのでどさくさに紛れてフィニッシャーになることもあります。
・漂う死、シルムガル
主には、除去の多いデッキ相手に入れて始祖ドラゴンの末裔でコピーして呪禁を得るのが主な役割ではありますが、苦花や未練ある魂、若き紅蓮術師を搭載しているデッキ(要するにマルドゥパイロマンサーのこと)に対して強いです。
・裂け目の突破
墓地利用を封じられた時の奥の手。5マナなので五元のプリズムを張った次のターンに打てるのもポイント。
1ターン目に信仰なき物あさりでドラゴンたち(主にボーラス)を落としておき、御霊の復讐で釣って相手を殴って勝つのがこのデッキの勝ち方になります。
2ターン目にコンボを決めるので、速度の遅いデッキや妨害のないフェアデッキに対しては有利です。
弱点としては、グリセルシュートと同じくやはり墓地対策。それと、重いクリーチャーと非クリーチャー呪文に頼るのでサリアや否認や最近登場した否定の力は天敵となります。
なので、サリア以外のこちらの動きに対する対策を搭載できる青白コントロールは最大の天敵といえるでしょう。
妨害のないデッキにはとことん有利だけど、妨害されると瓦解してしまうデッキです。
改善点は、やはりハンデス投入でしょう。思考囲いは対策カードを事前に叩き落とせる上に、いざとなった時にはこちらの手札のドラゴンを落とせるので序盤においての汎用性は高いです。
ドラゴンを使うデッキはモダンでもそれなりにありはしますが、ドラゴンコンボはこれとドラゴンストームくらいのようなものです。
値段は張りますが、ドラゴンを使いたいという人はプロキシでもいいので組んでみるのもありかもしれません。
今回紹介するデッキは、ニコルシュート。
ニコルボーラスを釣って相手に突撃⇒相手の手札を叩き落とすっていうコンボデッキですね。
レシピはこちら。
クリーチャー 15
始祖ドラゴンの末裔 4
呪文縛りのドラゴン 1
火想者、ニヴ=ミゼット 1
パルン、ニヴ=ミゼット 1
炎の大口、ドラクセス 1
世界を溶かすもの、アタルカ 1
龍王アタルカ 2
ニコル・ボーラス 4
呪文 25
好奇心 2
信仰なき物あさり 4
御霊の復讐 4
苦しめる声 2
安堵の再会 1
イゼットの魔除け 4
五元のプリズム 4
火の血脈、サルカン 2
けちな贈り物 1
掘葬の儀式 1
土地
宝石鉱山 2
血の墓所 2
蒸気孔 2
湿った墓 2
聖なる鋳造所 1
沼 1
島 1
山 1
血染めのぬかるみ 2
汚染された三角州 4
樹木茂る山麓 2
サイドボード 15
稲妻の斧 1
紅蓮地獄 1
解呪 1
摩耗+損耗 4
忌呪の発動 1
虚空の力線 2
破滅の刻 1
栄光をもたらすもの 1
漂う死、シルムガル 1
裂け目の突破 2
ニコルシュートとは、
クリーチャーとしてのニコル・ボーラスをあらかじめ墓地に落としてから、リアニメイトスペルでリアニメイトし、殴って相手の手札を叩き落とす。
っていうコンボです。まあグリセルシュートの派生です。
そもそも、ニコル・ボーラスってモダンで使えるんでしたっけ?っていう人もいると思いますが、
「時のらせんのタイムシフトで再録されているので、モダンでもバリバリ使えます」
手順はグリセルシュートと同じで、1ターン目に信仰なき物あさりでニコル・ボーラスなどの伝説ドラゴンを落としてから、2ターン目に御霊の復讐で落としたドラゴンを釣って殴る
というものになります。
2ターン目にボーラスシュートをすれば、どんなデッキも壊滅状態に追いやれるので非常に爽快感がありますね。
それでは、採用されている各カードを見てみましょう。
・始祖ドラゴンの末裔
5枚目以降のニコル・ボーラス。このデッキの核。2マナでライブラリーの中のドラゴンに変身できる伝説のクリーチャーです。状況によって使い分けられるのと、墓地対策のいずれにも強いので、墓地対策を積んでくる2戦目以降はこのカードが主役になります。
※割とジャッジ案件でもあるので補足すると、虚空の力線や安らかなる眠りがある状態で能力を起動して変身先のドラゴンが追放されても、その追放されたドラゴンのコピーになります。
・呪文縛りのドラゴン
ニコル・ボーラス、始祖ドラゴンの末裔に次ぐ3番手。手札にたまりすぎたドラゴンたちを処理することができるのと、それらを種にして一気に相手のライフを削りきることができます(10点はザラ)。ただ、ボーラスや始祖ドラゴンの末裔と違って伝説ではないので、御霊の復讐では釣ることができないのが残念。
・火想者、ニヴ=ミゼット,パルン、ニヴ=ミゼット
役割は同じなので。このデッキのフィニッシャーはボーラスたちだけでなく、この2枚も含まれています。好奇心をつけることによって戦闘ダメージを介さずに勝つことも可能になります。始祖ドラゴンの末裔で変身できるので、あとは好奇心を引けばコンボを開始できるのも強み。もちろん御霊の復讐で釣っても強いです。
・炎の大口、ドラクセス
M20で登場したニューフェイス。前はこの枠には災火のドラゴンがいましたが、入れ替わる形になりました。複数の対象にダメージを与えるので、10点以上ダメージを与えやすいです。
・世界を溶かすもの、アタルカ
二段攻撃持ちのドラゴン。ライフが少なくなった相手を仕留めるために使います。
・龍王アタルカ
除去枠ですね。小型~中型クリーチャーを薙ぎ払えるのが強力。始祖ドラゴンの末裔がチャンプブロックされてもこいつに変身して相手に大打撃を与えることも。
・ニコル・ボーラス
このデッキの主役。まあ説明不要でしょう。長期戦になったときに、アップキープコストを払ってずっと使い続けることもあります。
・好奇心
主にニヴ=ミゼットとのコンボに。まれに他のドラゴンたちにつけてドローソースにすることも。
・信仰なき物あさり
このデッキの重要な潤滑剤。御霊の復讐を引き込みつつ手札のドラゴンたちを落とします。
・御霊の復讐
キーカード。連繋があることも忘れてはいけません。
・苦しめる声
5枚目以降の物あさり。安堵の再会と枚数に悩みましたが、どちらかといえば使いやすいこちらの枚数を多くしました。
・安堵の再会
手札にドラゴンがたまることもあるので、こちらも採用しています。
・イゼットの魔除け
見た目以上に器用なカード。ルーティングを使うもよし、小型クリーチャーを焼くのもよし、プレインズウォーカーやコンボに対して使うもよしと用途は様々です。
・五元のプリズム
リアニメイトプランが封じられた時の重要なパーツ。これから一気に5マナ域にアクセスできるのは強力。
・火の血脈、サルカン
ルーティングやマナ加速はこのデッキと相性がいいのですが、3マナというのがこのデッキだと意外と重いので2枚投入に。
・けちな贈り物
主に持ってくるのは掘葬の儀式+ドラゴン3種です。
・掘葬の儀式
リアニメイトカード。御霊の復讐とは違い、釣ったクリーチャーは戦場に残り続けられます。メインボードでの白要素はほぼこれだけです。
サイドボードに関しては、主に墓地対策に対する対策を多く投入しています。黄泉からの橋が禁止されたとはいえ、黒力線やサージカルなどはいまだに使われているので対策しないと割と厳しいです。
・稲妻の斧
ドラゴンを落としつつクリーチャー除去。悪斬の天使がサイドに入ることも減っては来たものの、ライラやスピリット、フェニックスたちなどの飛行クリーチャーはまだまだいるので搭載しています。
・紅蓮地獄
全体火力。ゾンビやサリアたちを焼き払います。
・解呪
置物対策。墓地対策のみならず罠の橋なども出てきたら破壊する必要があるので採用。断片化とは要相談。
・摩耗+損耗
同上。
・忌呪の発動
ドラゴンボーナス付きの布告。フェアデッキやバーン相手に入れます。
・虚空の力線
主に墓地利用デッキ(ドレッジやホガーク)対策。初手以外でのこのカードはまあゴミなのでさっさとルーティングしてしまいましょう。
・破滅の刻
役割は紅蓮地獄と似ていますが、こちらはPWも焼くことができます。
・栄光をもたらすもの
小型~中型除去。自前で速攻を持っているのでどさくさに紛れてフィニッシャーになることもあります。
・漂う死、シルムガル
主には、除去の多いデッキ相手に入れて始祖ドラゴンの末裔でコピーして呪禁を得るのが主な役割ではありますが、苦花や未練ある魂、若き紅蓮術師を搭載しているデッキ(要するにマルドゥパイロマンサーのこと)に対して強いです。
・裂け目の突破
墓地利用を封じられた時の奥の手。5マナなので五元のプリズムを張った次のターンに打てるのもポイント。
1ターン目に信仰なき物あさりでドラゴンたち(主にボーラス)を落としておき、御霊の復讐で釣って相手を殴って勝つのがこのデッキの勝ち方になります。
2ターン目にコンボを決めるので、速度の遅いデッキや妨害のないフェアデッキに対しては有利です。
弱点としては、グリセルシュートと同じくやはり墓地対策。それと、重いクリーチャーと非クリーチャー呪文に頼るのでサリアや否認や最近登場した否定の力は天敵となります。
なので、サリア以外のこちらの動きに対する対策を搭載できる青白コントロールは最大の天敵といえるでしょう。
妨害のないデッキにはとことん有利だけど、妨害されると瓦解してしまうデッキです。
改善点は、やはりハンデス投入でしょう。思考囲いは対策カードを事前に叩き落とせる上に、いざとなった時にはこちらの手札のドラゴンを落とせるので序盤においての汎用性は高いです。
ドラゴンを使うデッキはモダンでもそれなりにありはしますが、ドラゴンコンボはこれとドラゴンストームくらいのようなものです。
値段は張りますが、ドラゴンを使いたいという人はプロキシでもいいので組んでみるのもありかもしれません。
脳内デッキ:タイタンポスト(レガシー)
2019年7月30日 Magic: The Gatheringヘブソでございます。今回はレガシーから、個人的にも好きなデッキを紹介します。
原始のタイタンから神座その他諸々のランドを持ってきて大振りに相手を殴り殺す「タイタンポスト」です。
レシピはこちら。
クリーチャー 10
ムル・ダヤの巫女 2
原始のタイタン 4
絶え間ない飢餓、ウラモグ 1
真実の解体者、コジレック 1
約束された終末、エムラクール 1
引き裂かれし永劫、エムラクール 1
その他スペル 22
仕組まれた爆薬 1
輪作 4
夏の帳 3
探検の地図 3
真髄の針 3
Candelabra of Tawnos 2
歪める嘆き 2
一瞬の平和 2
精霊龍、ウギン 2
土地 28
森 1
Savannah 2
吹きさらしの荒野 4
雲上の座 4
微光地 4
ヴェズーヴァ 3
暗黒の深部 1
演劇の舞台 1
カラカス 1
セジーリのステップ 1
ボジューカの沼 1
魂の洞窟 1
ウギンの目 1
Glacial Chasm 1
The Tabernacle at Pendrell Vale 1
死者の原野 1
サイドボード
平地 1
仕組まれた爆薬 1
安らかなる眠り 1
再利用の賢者 1
クローサの掌握 1
世界のるつぼ 1
難題の予言者 2
神聖の力線 4
排斥 1
ワームとぐろエンジン 1
大いなる歪み、コジレック 1
タイタンポストといえば青緑型が多いんですが、今回は白緑型(メインは完全に緑単)です。サイドから白を入れる強みとして、バーンとハンデスに対して睨みを利かせられることが挙げられます。
このデッキの動きは実にシンプルなもんで、
1マナカードで土地をサーチ
↓
攻撃してくるデッキに対しては一瞬の平和で耐え
↓
ムル・ダヤの巫女でマナ加速
↓
原始のタイタン降臨
↓
エルドラージかマリットレイジで轢き殺す。その前にウギンで一掃することも
というのが主なコンセプトになります。
それでは、各カードについて見てみましょう。
・ムル・ダヤの巫女
このデッキのキーカード。次のターンでタイタンを出せるのが強みでありますし、このカード自体がプチタイタンになります。同じポジションに梓がいますが、伝説でない点、手札を減らさずに土地を並べられる点、パワーが2あるので相手場にクリーチャーがなければちまちま殴りに行ける点でこちらが勝るでしょう。爆発力が欲しい場合は梓に差し替えてもいいかもしれません。
・原始のタイタン
このデッキのキーカード。土地を並べまくってマリットレイジやエルドラージタイタンにつなげるため、4枚必須です。単純に6/6トランプルなので、普通にこいつだけで殴り勝つこともしばしば。
・絶え間ない飢餓、ウラモグ
パーマネント除去が非常に優秀ですね。ライブラリー追放はおまけ。ウギンの目でサーチできるので1枚。
・真実の解体者、コジレック
唱えると4ドローと一気にアドバンテージを稼げます。滅殺も4あるので割と相手場を壊滅させられます。
・約束された終末、エムラクール
ミラクルキラー。昂揚+ポストで割とすんなり出せるのと、唱えただけでも相手を敗北に追いやれる能力を持っているので採用。
・引き裂かれし永劫、エムラクール
これを素出しするのはマナが大量に出るこのデッキならでは。
・探検の地図、輪作
探検の地図は主に神座用、輪作はボジューカの沼やセジーリのステップなどのピンポイント用に用います。
・真髄の針
基本でない土地が多いこのデッキならではの採用。刺す対象は主に不毛の大地ですが、そうでなくともフェッチランドやバイアル、神ジェイス、騙し討ちなど刺す対象に困りません。
・夏の帳
M20で登場した新戦力。打ち消されなくしてこちらの動きを妨害されないようにするどころか、天敵であるANTに対しても牽制することができるようになりました。地味に1ドローがあるのもうれしい。
・仕組まれた爆薬
対ウィニークリーチャー用に。ただし、こちらも巻き込まれるので利用は慎重に。
・Candelabra of Tawnos
これも一度に複数マナが出るこのデッキならでは。値段が張るのが難点ですね。
・歪める嘆き
対ショーテルやグリデル用に。除去する範囲が広いのと最悪マナ加速兼ブロッカーにも使えるので腐りにくいですね。
・一瞬の平和
2度使える濃霧は強力。序盤はこれでうまくしのぎ切りたい。
・精霊龍、ウギン
罠の橋でクリーチャーたちが殴れなくとも安心。奥義はロマン。
・森、Savannah、吹きさらしの荒野
タイタンとムル・ダヤの巫女、一瞬の平和などを運用するために必要です。ただ、緑マナは2つは用意する必要があるので、場合によってはSavannah1枚を森1枚と差し替えてもいいかもしれません。
・雲上の座、微光地
このデッキの中核。微光地によってクリーチャーデッキやバーンに少し強くなりました。
・ヴェズーヴァ
様々なランドを対象にとれるので、柔軟性は非常に高いです。まれにデプスがある状態で輪作を持ってきてデプスにコピーすることも。
・暗黒の深部、演劇の舞台
一方的に殴り殺す女神。タイタンで両方持ってこれます。
・カラカス
同型&サリア&リアニ対策。サイド後では重要な白マナ源としても活躍します。
・セジーリのステップ
プロテクションを持たせて耐性を持たせます。こちらもサイド後の白マナ源にも使えます。
・ボジューカの沼
最近は墓地利用デッキも増えてきているのでメインに。主に輪作でもってきます。
・魂の洞窟
指定は大体巨人もしくはシャーマン。タイタンを通さないと負けてしまうこのデッキでは重要なポジションです。
・ウギンの目
エルドラージタイタンをサーチできます。エルドラージタイタンは墓地に行ってもライブラリーに戻るので再度サーチできるのが強い。
・Glacial Chasm
バーンやフェアデッキに対して睨みを利かせる最終兵器。
・The Tabernacle at Pendrell Vale
名前長い。高い。エルフやゴブリンなど、大量に並べるデッキが被害を受けます。
・死者の原野
M20から登場した新戦力。種類を散らしているこのデッキでは条件を満たすのは容易であり、土地しか来なくて詰みなんて局面を克服することができるようになりました。また、ヴェズーヴァも入れているので最終的にドレッジ並の数のトークンで相手を蹂躙することも。
・平地
サイド後に白いカードを入れるので。
・安らかなる眠り
墓地対策。エルドラージタイタンと少し相性が悪いのが玉にキズ。
・再利用の賢者
置物破壊。アタッカーとしても機能します。
・クローサの掌握
ほぼ確実に置物破壊。
・世界のるつぼ
フェッチや不毛で壊された土地を出して、実質的に破壊耐性を付けます。
・難題の予言者
追加のアタッカーとして。
・神聖の力線
ANTとハンデスとバーン対策に。
・排斥
パーマネント除去。スニークショー、オムニテル対策に。1マナでサイクリングできるので割と腐りにくいです。
・ワームとぐろエンジン
クリーチャーデッキ対策。ウギンの目でサーチできます。
・大いなる歪み、コジレック
自由枠です。唱えたときに手札を7枚にでき、疑似相殺みたいな能力を備えています。唱えやすいコストであり、12/12威迫なので2パンで相手を殴り殺せます。ただ、ウギンの目でサーチする場合は、ウラモグやエムラクールと比べると優先度が落ちてしまうのが難点ですね。
デカ物はどれも、出したら勝ちなものが多く1枚通ればほぼ間違いなく勝てるのですが、弱点もはっきりしています。
1.土地破壊に致命的に弱い
基本でない土地を多数採用しているため、不毛の大地1枚で致命傷なことは割と多くあります。そのためメインから真髄の針を、サイドから世界のるつぼを採用しています(追加で聖なる場を入れてもいいかも)。また、土地を壊してくることのみならず、血染めの月にも弱いです。
2.大振りなデッキなのでカウンターやハンデスにも弱い
魂の洞窟やエルドラージたちはまだしも、タイタンとムルダヤの巫女をカウンターされると減速してしまいます。また、1マナハンデスで軽いカードを落とされても大幅に減速します。
3.バーンや高速コンボに弱い
基本的に殴るより殴る準備をすることが多いので、キルターンの早いバーンや高速コンボに弱いです。
4.チャリスX=1で割と詰む
1ターン目にチャリスx=1を置かれた瞬間に詰みます。2マナランドを使う相手には要注意。
5.安定感にどうしても欠ける
メジャーである青緑型は粗石の魔導士や渦巻く知識があるのでキーパーツを引き込むことは容易なのですが、このデッキには採用されていないので、青緑型と比べると安定感は落ちます。ポストの宿命ではありますが、大型クリーチャーばっかり手札にきて重要なパーツを引けなくて負けなんてこともあります。
こんな感じでタイタンポストを紹介しました。手札事故も多少ありますが、大型クリーチャーをどんどん叩きつけられる豪快でとても楽しいデッキなので、ぜひ遊んでみてください。
原始のタイタンから神座その他諸々のランドを持ってきて大振りに相手を殴り殺す「タイタンポスト」です。
レシピはこちら。
クリーチャー 10
ムル・ダヤの巫女 2
原始のタイタン 4
絶え間ない飢餓、ウラモグ 1
真実の解体者、コジレック 1
約束された終末、エムラクール 1
引き裂かれし永劫、エムラクール 1
その他スペル 22
仕組まれた爆薬 1
輪作 4
夏の帳 3
探検の地図 3
真髄の針 3
Candelabra of Tawnos 2
歪める嘆き 2
一瞬の平和 2
精霊龍、ウギン 2
土地 28
森 1
Savannah 2
吹きさらしの荒野 4
雲上の座 4
微光地 4
ヴェズーヴァ 3
暗黒の深部 1
演劇の舞台 1
カラカス 1
セジーリのステップ 1
ボジューカの沼 1
魂の洞窟 1
ウギンの目 1
Glacial Chasm 1
The Tabernacle at Pendrell Vale 1
死者の原野 1
サイドボード
平地 1
仕組まれた爆薬 1
安らかなる眠り 1
再利用の賢者 1
クローサの掌握 1
世界のるつぼ 1
難題の予言者 2
神聖の力線 4
排斥 1
ワームとぐろエンジン 1
大いなる歪み、コジレック 1
タイタンポストといえば青緑型が多いんですが、今回は白緑型(メインは完全に緑単)です。サイドから白を入れる強みとして、バーンとハンデスに対して睨みを利かせられることが挙げられます。
このデッキの動きは実にシンプルなもんで、
1マナカードで土地をサーチ
↓
攻撃してくるデッキに対しては一瞬の平和で耐え
↓
ムル・ダヤの巫女でマナ加速
↓
原始のタイタン降臨
↓
エルドラージかマリットレイジで轢き殺す。その前にウギンで一掃することも
というのが主なコンセプトになります。
それでは、各カードについて見てみましょう。
・ムル・ダヤの巫女
このデッキのキーカード。次のターンでタイタンを出せるのが強みでありますし、このカード自体がプチタイタンになります。同じポジションに梓がいますが、伝説でない点、手札を減らさずに土地を並べられる点、パワーが2あるので相手場にクリーチャーがなければちまちま殴りに行ける点でこちらが勝るでしょう。爆発力が欲しい場合は梓に差し替えてもいいかもしれません。
・原始のタイタン
このデッキのキーカード。土地を並べまくってマリットレイジやエルドラージタイタンにつなげるため、4枚必須です。単純に6/6トランプルなので、普通にこいつだけで殴り勝つこともしばしば。
・絶え間ない飢餓、ウラモグ
パーマネント除去が非常に優秀ですね。ライブラリー追放はおまけ。ウギンの目でサーチできるので1枚。
・真実の解体者、コジレック
唱えると4ドローと一気にアドバンテージを稼げます。滅殺も4あるので割と相手場を壊滅させられます。
・約束された終末、エムラクール
ミラクルキラー。昂揚+ポストで割とすんなり出せるのと、唱えただけでも相手を敗北に追いやれる能力を持っているので採用。
・引き裂かれし永劫、エムラクール
これを素出しするのはマナが大量に出るこのデッキならでは。
・探検の地図、輪作
探検の地図は主に神座用、輪作はボジューカの沼やセジーリのステップなどのピンポイント用に用います。
・真髄の針
基本でない土地が多いこのデッキならではの採用。刺す対象は主に不毛の大地ですが、そうでなくともフェッチランドやバイアル、神ジェイス、騙し討ちなど刺す対象に困りません。
・夏の帳
M20で登場した新戦力。打ち消されなくしてこちらの動きを妨害されないようにするどころか、天敵であるANTに対しても牽制することができるようになりました。地味に1ドローがあるのもうれしい。
・仕組まれた爆薬
対ウィニークリーチャー用に。ただし、こちらも巻き込まれるので利用は慎重に。
・Candelabra of Tawnos
これも一度に複数マナが出るこのデッキならでは。値段が張るのが難点ですね。
・歪める嘆き
対ショーテルやグリデル用に。除去する範囲が広いのと最悪マナ加速兼ブロッカーにも使えるので腐りにくいですね。
・一瞬の平和
2度使える濃霧は強力。序盤はこれでうまくしのぎ切りたい。
・精霊龍、ウギン
罠の橋でクリーチャーたちが殴れなくとも安心。奥義はロマン。
・森、Savannah、吹きさらしの荒野
タイタンとムル・ダヤの巫女、一瞬の平和などを運用するために必要です。ただ、緑マナは2つは用意する必要があるので、場合によってはSavannah1枚を森1枚と差し替えてもいいかもしれません。
・雲上の座、微光地
このデッキの中核。微光地によってクリーチャーデッキやバーンに少し強くなりました。
・ヴェズーヴァ
様々なランドを対象にとれるので、柔軟性は非常に高いです。まれにデプスがある状態で輪作を持ってきてデプスにコピーすることも。
・暗黒の深部、演劇の舞台
一方的に殴り殺す女神。タイタンで両方持ってこれます。
・カラカス
同型&サリア&リアニ対策。サイド後では重要な白マナ源としても活躍します。
・セジーリのステップ
プロテクションを持たせて耐性を持たせます。こちらもサイド後の白マナ源にも使えます。
・ボジューカの沼
最近は墓地利用デッキも増えてきているのでメインに。主に輪作でもってきます。
・魂の洞窟
指定は大体巨人もしくはシャーマン。タイタンを通さないと負けてしまうこのデッキでは重要なポジションです。
・ウギンの目
エルドラージタイタンをサーチできます。エルドラージタイタンは墓地に行ってもライブラリーに戻るので再度サーチできるのが強い。
・Glacial Chasm
バーンやフェアデッキに対して睨みを利かせる最終兵器。
・The Tabernacle at Pendrell Vale
名前長い。高い。エルフやゴブリンなど、大量に並べるデッキが被害を受けます。
・死者の原野
M20から登場した新戦力。種類を散らしているこのデッキでは条件を満たすのは容易であり、土地しか来なくて詰みなんて局面を克服することができるようになりました。また、ヴェズーヴァも入れているので最終的にドレッジ並の数のトークンで相手を蹂躙することも。
・平地
サイド後に白いカードを入れるので。
・安らかなる眠り
墓地対策。エルドラージタイタンと少し相性が悪いのが玉にキズ。
・再利用の賢者
置物破壊。アタッカーとしても機能します。
・クローサの掌握
ほぼ確実に置物破壊。
・世界のるつぼ
フェッチや不毛で壊された土地を出して、実質的に破壊耐性を付けます。
・難題の予言者
追加のアタッカーとして。
・神聖の力線
ANTとハンデスとバーン対策に。
・排斥
パーマネント除去。スニークショー、オムニテル対策に。1マナでサイクリングできるので割と腐りにくいです。
・ワームとぐろエンジン
クリーチャーデッキ対策。ウギンの目でサーチできます。
・大いなる歪み、コジレック
自由枠です。唱えたときに手札を7枚にでき、疑似相殺みたいな能力を備えています。唱えやすいコストであり、12/12威迫なので2パンで相手を殴り殺せます。ただ、ウギンの目でサーチする場合は、ウラモグやエムラクールと比べると優先度が落ちてしまうのが難点ですね。
デカ物はどれも、出したら勝ちなものが多く1枚通ればほぼ間違いなく勝てるのですが、弱点もはっきりしています。
1.土地破壊に致命的に弱い
基本でない土地を多数採用しているため、不毛の大地1枚で致命傷なことは割と多くあります。そのためメインから真髄の針を、サイドから世界のるつぼを採用しています(追加で聖なる場を入れてもいいかも)。また、土地を壊してくることのみならず、血染めの月にも弱いです。
2.大振りなデッキなのでカウンターやハンデスにも弱い
魂の洞窟やエルドラージたちはまだしも、タイタンとムルダヤの巫女をカウンターされると減速してしまいます。また、1マナハンデスで軽いカードを落とされても大幅に減速します。
3.バーンや高速コンボに弱い
基本的に殴るより殴る準備をすることが多いので、キルターンの早いバーンや高速コンボに弱いです。
4.チャリスX=1で割と詰む
1ターン目にチャリスx=1を置かれた瞬間に詰みます。2マナランドを使う相手には要注意。
5.安定感にどうしても欠ける
メジャーである青緑型は粗石の魔導士や渦巻く知識があるのでキーパーツを引き込むことは容易なのですが、このデッキには採用されていないので、青緑型と比べると安定感は落ちます。ポストの宿命ではありますが、大型クリーチャーばっかり手札にきて重要なパーツを引けなくて負けなんてこともあります。
こんな感じでタイタンポストを紹介しました。手札事故も多少ありますが、大型クリーチャーをどんどん叩きつけられる豪快でとても楽しいデッキなので、ぜひ遊んでみてください。
脳内クソデッキ:モダンでもスタイフルノート!?
2019年7月29日 Magic: The Gatheringへブソでございます。
今回は、所有デッキではなく筆者の脳内で組んだデッキを紹介したいと思います。
今回のデッキは、アーティファクトをメインとしたコンボデッキです。
レシピはこちら。
クリーチャー 7
研究室の偏執狂 1
幻の漂い 4
日々を食うもの 1
地ならし屋 1
その他スペル 33
血清の幻視 4
選択 4
のぞき見 4
計略縛り 2
差し戻し 2
精神石 4
倦怠の宝珠 2
否定の力 2
加工 2
世界のるつぼ 1
神秘を操るもの、ジェイス 2
大いなる創造者、カーン 4
土地 20
幽霊街 2
冠雪の島 5
島 4
アカデミーの廃墟 1
汚染された三角州 4
溢れかえる岸辺 4
サイドボード 15
発明の領事、パディーム 1
大祖始の遺産 1
保有の鞄 1
外科的摘出 2
液鋼の塗膜 1
倦怠の宝珠 1
世界のるつぼ 1
日々を食うもの 1
地ならし屋 1
神聖の力線 4
神秘の炉 1
日々を食うものと地ならし屋という、強烈なサイズを誇る代わりにとんでもないデメリットを持つアーティファクトクリーチャーを軸にしたコンボデッキです。
日々を食うものは相手に追加2ターンを与えてしまうし、地ならし屋に至っては自分のライブラリーを全部追放してしまうという普通に使ったら負けるクリーチャーでありますが、
「じゃあそのデメリットを利用・帳消しすれば最強やんけ!」
その考えで組まれたデッキです。エターナルに既に存在しているスタイフルノートというデッキが有名ですね。
今回は、モダンでもスタイフルノートのようなものをやってしまおうというデッキになります(さすがに大先輩と比べると速度は劣りますが...)。
それではデッキに投入されているカードを見てみましょう。
・研究室の偏執狂
このデッキの勝利手段その1。地ならし屋と組み合わせて勝利します。幻の漂いでサーチできるので1枚挿しです。まれにこいつで殴ることも。
・幻の漂い
キーパーツをサーチできるこのデッキの潤滑剤の1つ。前述の研究室の偏執狂や後述の加工、相手のコンボや妨害を防ぐ否定の力をサーチできます。
・日々を食うもの、地ならし屋
このデッキのキーカード。わがままボディの代わりに強烈なデメリットがありますが、それを様々な手段で解消していくのがコンセプトになります。加工やカーンでサーチできるので1枚に。
・血清の幻視、選択、のぞき見
このデッキの潤滑剤。コンボを決めるためにはやはりドローソースは不可欠。特にのぞき見はコンボを決める前の前方確認として役立ちます。
・計略縛り
妨害手段&隠れたキーパーツ。刹那持ちのため、カウンターされる心配なくもみ消せるのが良いですね。
・差し戻し
脅威を一回無効にしつつドローできるという一石二鳥のカード。
・精神石
マナファクトですね。2ターン目に設置→カーンもしくはジェイスを出すのが気持ちいい。腐った時にはドローできるので無駄になりにくいですね。
・倦怠の宝珠
cipを誘発させなくするこのデッキのキーパーツ。日々を食うものと地ならし屋のデメリットを帳消しするのみならず、このデッキの弱点となる再利用の賢者や秋の騎士を封じることができるので、クリーチャーデッキ相手に普通に設置しても強いです。
・否定の力
妨害しようにも割とマナ基盤がカッツカツになりやすいこのデッキにおいてピッチで唱えられるのは貴重です。幻の漂いでサーチできるし、普通に唱えられるマナコストなのもGood。
・加工
アーティファクトサーチ。3マナなので幻の漂いでサーチできます。
・世界のるつぼ
後述の幽霊街と組み合わせてひたすら土地破壊。フェッチランドを毎回設置してマナを伸ばす動きとしても強力です。
・神秘を操るもの、ジェイス
2枚目以降の研究室の偏執狂。これを出して次のターンに地ならし屋を出せばほぼ勝ち。そうでなくとも毎ターン思考掃きしてパーツを集められるのは強力。
・大いなる創造者、カーン
このデッキの潤滑剤の1枚。プレインズウォーカーなので複数枚出せませんが、能力(特にマイナスと相手だけのヌルロッド)がかみ合いつつ強力なので4枚フル搭載しています。
・アカデミーの廃墟
アーティファクトをサルベージ。神秘を操るもの、ジェイスと非常に相性がいいです。
・幽霊街
土地破壊用。世界のるつぼ&塗膜カーンでひたすら苛め抜きます。
・発明の領事、パディーム
アタッカーとなる2体とカーンで持ってきたファクトたちに呪禁を持たせるのみならず、ドローもできるので採用。除去が多いデッキ相手に入れます。タフネスが4と稲妻1発で焼かれないのがミソ。
・大祖始の遺産
墓地対策兼ドロー。
・保有の鞄
お試し枠。ルーティングでパーツ集めし、効率は多少悪いものの捨てたカードを後で全部回収する能力もあります。
・外科的摘出
主に相手に対する墓地対策ですが、まれに自分の墓地のキャントリップを選んでデッキ圧縮することも。
・液鋼の塗膜
カーン専用パーツ。
・神聖の力線
このデッキの天敵、バーンやハンデス対策に入れます。
・神秘の炉
主に不要なカードを排除し、コンボパーツを集めるのに役立ちます。また、手札に有効牌がなくとも使えます。
このデッキの動きとしては、
1マナドローでコンボパーツをかき集める
↓
コンボパーツ設置
↓
プレインズウォーカー設置かコンボ始動
↓
デメリットを帳消しした日々を食うものや地ならし屋で殴りかつor地ならし屋と研究室の偏執狂(またはジェイス)でライブラリアウト勝ち。
となります。そうでなくとも、塗膜カーン+幽霊街るつぼでひたすら土地破壊して投了に追い込むことも。
このデッキの強みとしては、
・アーティファクトデッキとしては石のような静寂やアウフに強い
起動型能力を持つアーティファクトはメインだと精神石のみですので、ほかのアーティファクトデッキと違い、石のような静寂を置かれて即終了とならないのが強いです。
・大振りなデッキとコンボに強い
打消しカードや塗膜カーンの存在から、トロンやタイタンシフト、コンボデッキに有利に立ち回れます。
・コンボパーツを1種抜かれただけでは止まらない
複数コンボパーツを搭載している以上、サージカルや漂流自我1枚で機能不全に陥りにくいのと、追放されても最終的にカーンで回収できます。また、ライブラリアウトコンボを警戒してきたら日々を食うものや地ならし屋でシンプルに殴り勝つプランにも移行できます。
弱点としては、
・パーマネント破壊に弱い
置物コンボなので、パーマネント除去には少々厳しいところがあります。対象をとって破壊するスペルが多いなと思ったらパディームを増量するとよいかもしれません。
・コンボパーツを無駄に抱えやすい
コンボデッキの宿命ですが、ドローは多く搭載しているもののあと1種集まればコンボが始動するのに負けるなんてこともあります。長期的に使うには骨が折れるでしょう。
・妨害やバーンがきつい
キルターンが遅いので、早く動いてくるデッキや妨害してくるデッキには弱いです。特に本体火力やサリア、呪文捕らえがめちゃめちゃきつい。
改良案
フィニッシュ手段を増やしたいなら、デッキ全体をアーティファクト寄りにしてウルザの末裔カーンやパーツサーチも兼ねるアンティキティー戦争、そして最高工匠卿ウルザあたりを追加するのが良いのかなあと思います。
今回は、所有デッキではなく筆者の脳内で組んだデッキを紹介したいと思います。
今回のデッキは、アーティファクトをメインとしたコンボデッキです。
レシピはこちら。
クリーチャー 7
研究室の偏執狂 1
幻の漂い 4
日々を食うもの 1
地ならし屋 1
その他スペル 33
血清の幻視 4
選択 4
のぞき見 4
計略縛り 2
差し戻し 2
精神石 4
倦怠の宝珠 2
否定の力 2
加工 2
世界のるつぼ 1
神秘を操るもの、ジェイス 2
大いなる創造者、カーン 4
土地 20
幽霊街 2
冠雪の島 5
島 4
アカデミーの廃墟 1
汚染された三角州 4
溢れかえる岸辺 4
サイドボード 15
発明の領事、パディーム 1
大祖始の遺産 1
保有の鞄 1
外科的摘出 2
液鋼の塗膜 1
倦怠の宝珠 1
世界のるつぼ 1
日々を食うもの 1
地ならし屋 1
神聖の力線 4
神秘の炉 1
日々を食うものと地ならし屋という、強烈なサイズを誇る代わりにとんでもないデメリットを持つアーティファクトクリーチャーを軸にしたコンボデッキです。
日々を食うものは相手に追加2ターンを与えてしまうし、地ならし屋に至っては自分のライブラリーを全部追放してしまうという普通に使ったら負けるクリーチャーでありますが、
「じゃあそのデメリットを利用・帳消しすれば最強やんけ!」
その考えで組まれたデッキです。エターナルに既に存在しているスタイフルノートというデッキが有名ですね。
今回は、モダンでもスタイフルノートのようなものをやってしまおうというデッキになります(さすがに大先輩と比べると速度は劣りますが...)。
それではデッキに投入されているカードを見てみましょう。
・研究室の偏執狂
このデッキの勝利手段その1。地ならし屋と組み合わせて勝利します。幻の漂いでサーチできるので1枚挿しです。まれにこいつで殴ることも。
・幻の漂い
キーパーツをサーチできるこのデッキの潤滑剤の1つ。前述の研究室の偏執狂や後述の加工、相手のコンボや妨害を防ぐ否定の力をサーチできます。
・日々を食うもの、地ならし屋
このデッキのキーカード。わがままボディの代わりに強烈なデメリットがありますが、それを様々な手段で解消していくのがコンセプトになります。加工やカーンでサーチできるので1枚に。
・血清の幻視、選択、のぞき見
このデッキの潤滑剤。コンボを決めるためにはやはりドローソースは不可欠。特にのぞき見はコンボを決める前の前方確認として役立ちます。
・計略縛り
妨害手段&隠れたキーパーツ。刹那持ちのため、カウンターされる心配なくもみ消せるのが良いですね。
・差し戻し
脅威を一回無効にしつつドローできるという一石二鳥のカード。
・精神石
マナファクトですね。2ターン目に設置→カーンもしくはジェイスを出すのが気持ちいい。腐った時にはドローできるので無駄になりにくいですね。
・倦怠の宝珠
cipを誘発させなくするこのデッキのキーパーツ。日々を食うものと地ならし屋のデメリットを帳消しするのみならず、このデッキの弱点となる再利用の賢者や秋の騎士を封じることができるので、クリーチャーデッキ相手に普通に設置しても強いです。
・否定の力
妨害しようにも割とマナ基盤がカッツカツになりやすいこのデッキにおいてピッチで唱えられるのは貴重です。幻の漂いでサーチできるし、普通に唱えられるマナコストなのもGood。
・加工
アーティファクトサーチ。3マナなので幻の漂いでサーチできます。
・世界のるつぼ
後述の幽霊街と組み合わせてひたすら土地破壊。フェッチランドを毎回設置してマナを伸ばす動きとしても強力です。
・神秘を操るもの、ジェイス
2枚目以降の研究室の偏執狂。これを出して次のターンに地ならし屋を出せばほぼ勝ち。そうでなくとも毎ターン思考掃きしてパーツを集められるのは強力。
・大いなる創造者、カーン
このデッキの潤滑剤の1枚。プレインズウォーカーなので複数枚出せませんが、能力(特にマイナスと相手だけのヌルロッド)がかみ合いつつ強力なので4枚フル搭載しています。
・アカデミーの廃墟
アーティファクトをサルベージ。神秘を操るもの、ジェイスと非常に相性がいいです。
・幽霊街
土地破壊用。世界のるつぼ&塗膜カーンでひたすら苛め抜きます。
・発明の領事、パディーム
アタッカーとなる2体とカーンで持ってきたファクトたちに呪禁を持たせるのみならず、ドローもできるので採用。除去が多いデッキ相手に入れます。タフネスが4と稲妻1発で焼かれないのがミソ。
・大祖始の遺産
墓地対策兼ドロー。
・保有の鞄
お試し枠。ルーティングでパーツ集めし、効率は多少悪いものの捨てたカードを後で全部回収する能力もあります。
・外科的摘出
主に相手に対する墓地対策ですが、まれに自分の墓地のキャントリップを選んでデッキ圧縮することも。
・液鋼の塗膜
カーン専用パーツ。
・神聖の力線
このデッキの天敵、バーンやハンデス対策に入れます。
・神秘の炉
主に不要なカードを排除し、コンボパーツを集めるのに役立ちます。また、手札に有効牌がなくとも使えます。
このデッキの動きとしては、
1マナドローでコンボパーツをかき集める
↓
コンボパーツ設置
↓
プレインズウォーカー設置かコンボ始動
↓
デメリットを帳消しした日々を食うものや地ならし屋で殴りかつor地ならし屋と研究室の偏執狂(またはジェイス)でライブラリアウト勝ち。
となります。そうでなくとも、塗膜カーン+幽霊街るつぼでひたすら土地破壊して投了に追い込むことも。
このデッキの強みとしては、
・アーティファクトデッキとしては石のような静寂やアウフに強い
起動型能力を持つアーティファクトはメインだと精神石のみですので、ほかのアーティファクトデッキと違い、石のような静寂を置かれて即終了とならないのが強いです。
・大振りなデッキとコンボに強い
打消しカードや塗膜カーンの存在から、トロンやタイタンシフト、コンボデッキに有利に立ち回れます。
・コンボパーツを1種抜かれただけでは止まらない
複数コンボパーツを搭載している以上、サージカルや漂流自我1枚で機能不全に陥りにくいのと、追放されても最終的にカーンで回収できます。また、ライブラリアウトコンボを警戒してきたら日々を食うものや地ならし屋でシンプルに殴り勝つプランにも移行できます。
弱点としては、
・パーマネント破壊に弱い
置物コンボなので、パーマネント除去には少々厳しいところがあります。対象をとって破壊するスペルが多いなと思ったらパディームを増量するとよいかもしれません。
・コンボパーツを無駄に抱えやすい
コンボデッキの宿命ですが、ドローは多く搭載しているもののあと1種集まればコンボが始動するのに負けるなんてこともあります。長期的に使うには骨が折れるでしょう。
・妨害やバーンがきつい
キルターンが遅いので、早く動いてくるデッキや妨害してくるデッキには弱いです。特に本体火力やサリア、呪文捕らえがめちゃめちゃきつい。
改良案
フィニッシュ手段を増やしたいなら、デッキ全体をアーティファクト寄りにしてウルザの末裔カーンやパーツサーチも兼ねるアンティキティー戦争、そして最高工匠卿ウルザあたりを追加するのが良いのかなあと思います。
ヘブソでございます。
今回も所有するデッキについて書きたいと思います。フォーマットはモダンですが、カードの収録弾が集中しているので、内容を多少調整すればフロンティアでも使えるデッキとなっております。
レシピはこちら。
クリーチャー 28
爪鳴らしの神秘家 4
獣呼びの学者 4
大いなる狩りの巫師 2
雷破の執政 4
放浪する森林 2
狩猟の統率者、スーラク 2
栄光をもたらすもの 2
スラーグ牙 1
嵐の憤怒、コラガン 2
龍爪のスーラク 2
黄金牙、タシグル 1
龍王シルムガル 1
ベイロスの虚身 1
その他呪文 9
頑固な否認 4
深海の主、キオーラ 2
残忍な切断 3
土地 23
伐採地の滝 2
ヤヴィマヤの沿岸 1
燻る湿地 2
窪み渓谷 2
燃えがらの林間地 3
沼 1
島 2
山 2
森4
開拓地の野営地 4
サイドボード 15
軽蔑的な一撃 2
荒野の後継者3
コジレックの帰還 2
地底街の抱擁 2
再利用の賢者 2
コラガンの命令 2
ビヒモスを招く者、キオーラ 1
稲妻曲げ 1
ダークティムール(黒+青赤緑)の名の通り、4色のカードで構成されたミッドレンジデッキです。
マナクリーチャーから4マナ、5マナのフィニッシャーへと繋ぎ、除去から守る頑固な否認を抱えつつ相手を押しつぶすのが主な勝ちパターンになります。
それでは、デッキに採用されている各カードを見ていきましょう。
・爪鳴らしの神秘家、獣呼びの学者
多数の色マナを使うこのデッキにとって彼らの存在はなくてはならないものです。筆者が持っていないので入れてないだけですが、獣呼びの学者に関しては極楽鳥にしたほうがよいでしょう。
・大いなる狩りの巫師
フィニッシャー兼ドロー。横に並べて殴るこのデッキが安定して勝つためには彼の存在が必要です。戦闘ダメージを与えたクリーチャーをパンプアップさせるのみならず、パワー4以上のクリーチャーの数だけドローできるので、全体除去を受けてもバックアップを残せるのが強力。
・雷破の執政
4マナ4/4飛行+αと、アホなスペックをしているドラゴン。マナクリーチャーからのコイツは単純にして強力です。
・放浪する森林
4マナ2/2警戒トランプルと素のサイズは微妙ですが、色マナの数だけパンプアップして出てくるので中々侮れません。土地基盤やマナクリーチャーの存在で6/6で出てくるのはデフォルト。
・狩猟の統率者、スーラク
自身のサイズも優秀ながら、圧倒を満たすことでクリーチャー1体に速攻を付与します。元々パワーの大きいクリーチャーが多いので条件を達成するのは自然なことです。放置するとまず死にます。
・栄光をもたらすもの
中型のクリーチャーを焼き切るドラゴン。キオーラと組み合わせて毎回督励しましょう。
・スラーグ牙
cipでライフ回復と場を離れたときにトークンを残すビースト。強さに関しては説明不要でしょう。
・嵐の憤怒、コラガン
雷破の執政や栄光をもたらすものがいるので、超パンプアップも可能です。また、疾駆によってソーサリー除去に強いのもいいですね。
・龍爪のスーラク
まさかの瞬速持ち。大型クリーチャーを強力にサポートしてくれるナイスガイ。サイズと効果が少しかみ合っていないのが残念なところではありますが...。
・黄金牙、タシグル
皆さんご存じのバナナ。グルマグのアンコウと迷いましたが、アドバンテージを稼げるこいつを選びました。
・龍王シルムガル
クリーチャーかプレインズウォーカーを奪えるドラゴン。昨今では強力なクリーチャーやプレインズウォーカーが多数登場しているため、このカードの活躍機会も増えてきました。
・ベイロスの虚身
何それ?と思った方もいるであろうこのカード。cipで墓地のクリーチャーを2体回収できるっていうやつです。6マナですが、消耗戦になったときに非常に頼りになる上にパワーも4あるので獰猛を満たせるのがGood。
・頑固な否認
このデッキのキーカード。妨害に弱いこのデッキにおいては非常に重要なカードとなってきます。
・深海の主、キオーラ
大型クリーチャー召喚のサポーター。いずれの効果もこのデッキにかみ合っています。
・残忍な切断
このデッキの除去枠。これのために黒を入れたとっても過言ではありません。
・伐採地の滝
これに関しては、アタッカーとして運用したいならタールピットに差し替えたほうがよいでしょう。
・バトルランド
フェッチショックランドがないのでこのランドたちに。
・ヤヴィマヤの沿岸
このデッキのベース色は青緑なので投入しました。
・開拓地の野営地
同上。タップインなので1ターン目に1枚置きたいところ。
次はサイドボード。
・軽蔑的な一撃
4マナ以上には強力なカードがひしめいているため、それらに対抗できるこのカードは貴重です。
・荒野の後継者
対ビートダウン用。接死を持っているので殴り合いにも強いし、壁としても運用できます。
・コジレックの帰還
対ビートダウン用。ブロッカー排除にも使われます。
・地底街の抱擁
この枠には元々忌呪の発動が入っていましたが、ドラゴン以外も積極的に使うためこちらに変更しました。
・再利用の賢者
このデッキの弱点である罠の橋やその他置物対策。
・コラガンの命令
いわずと知れた強力なカードですが、このデッキにおいてもすべてのモードが活きます。
・ビヒモスを招くもの、キオーラ
深海の主キオーラと役割は一緒ですが、単体だと強くないのでサイド行きに。
・稲妻曲げ
5枚目の頑固な否認。能力も対象にとれるのが強い。
強みとしては、
・強力なクリーチャーをドンドン出せる
4、5マナで強力なクリーチャーが集中しているため、1体倒されてもまた別のクリーチャーを出していくことができます。また、ドローや回収手段にも長けているため消耗戦にも強いです。
・コンボにも若干ながら耐性あり
あくまでも頑固な否認ありきの話ですが、獰猛を満たしていれば確定カウンターとなるため、コンボにもそれなりに立ち回れるデッキとなっています。
・安い
強力なクリーチャーを多数搭載していますが、シングル価格が安い(ストレージに眠っている)カードが大多数なので、1万円くらいで組むことができます。当然ながら強力なカードを追加することでさらに強くなりますので、伸びしろのあるデッキといえます。
弱点としては、
・マナクリーチャーを除去されると脆い
序盤にマナクリーチャーを除去されるとこちらとしては苦しいものになります。
・罠の橋で止まる
殴って勝利を目指すデッキなので、罠の橋で簡単に止まります。環境次第では置物対策を増やすことも必要になってくるでしょう。
・高速デッキには不利
タイタンシフトやホガークヴァインがどうしても厳しいかなという感じはあります。環境によって内容を変えていきましょう。
元々、スタンダードで使用していたデッキをモダン使用に変えたものなので、パーツのほとんどは当時のものになっています。また、前述のとおり内容を多少いじくればフロンティアでも使えるデッキになるので、複数のフォーマットで遊びたい方は是非是非。
今回も所有するデッキについて書きたいと思います。フォーマットはモダンですが、カードの収録弾が集中しているので、内容を多少調整すればフロンティアでも使えるデッキとなっております。
レシピはこちら。
クリーチャー 28
爪鳴らしの神秘家 4
獣呼びの学者 4
大いなる狩りの巫師 2
雷破の執政 4
放浪する森林 2
狩猟の統率者、スーラク 2
栄光をもたらすもの 2
スラーグ牙 1
嵐の憤怒、コラガン 2
龍爪のスーラク 2
黄金牙、タシグル 1
龍王シルムガル 1
ベイロスの虚身 1
その他呪文 9
頑固な否認 4
深海の主、キオーラ 2
残忍な切断 3
土地 23
伐採地の滝 2
ヤヴィマヤの沿岸 1
燻る湿地 2
窪み渓谷 2
燃えがらの林間地 3
沼 1
島 2
山 2
森4
開拓地の野営地 4
サイドボード 15
軽蔑的な一撃 2
荒野の後継者3
コジレックの帰還 2
地底街の抱擁 2
再利用の賢者 2
コラガンの命令 2
ビヒモスを招く者、キオーラ 1
稲妻曲げ 1
ダークティムール(黒+青赤緑)の名の通り、4色のカードで構成されたミッドレンジデッキです。
マナクリーチャーから4マナ、5マナのフィニッシャーへと繋ぎ、除去から守る頑固な否認を抱えつつ相手を押しつぶすのが主な勝ちパターンになります。
それでは、デッキに採用されている各カードを見ていきましょう。
・爪鳴らしの神秘家、獣呼びの学者
多数の色マナを使うこのデッキにとって彼らの存在はなくてはならないものです。筆者が持っていないので入れてないだけですが、獣呼びの学者に関しては極楽鳥にしたほうがよいでしょう。
・大いなる狩りの巫師
フィニッシャー兼ドロー。横に並べて殴るこのデッキが安定して勝つためには彼の存在が必要です。戦闘ダメージを与えたクリーチャーをパンプアップさせるのみならず、パワー4以上のクリーチャーの数だけドローできるので、全体除去を受けてもバックアップを残せるのが強力。
・雷破の執政
4マナ4/4飛行+αと、アホなスペックをしているドラゴン。マナクリーチャーからのコイツは単純にして強力です。
・放浪する森林
4マナ2/2警戒トランプルと素のサイズは微妙ですが、色マナの数だけパンプアップして出てくるので中々侮れません。土地基盤やマナクリーチャーの存在で6/6で出てくるのはデフォルト。
・狩猟の統率者、スーラク
自身のサイズも優秀ながら、圧倒を満たすことでクリーチャー1体に速攻を付与します。元々パワーの大きいクリーチャーが多いので条件を達成するのは自然なことです。放置するとまず死にます。
・栄光をもたらすもの
中型のクリーチャーを焼き切るドラゴン。キオーラと組み合わせて毎回督励しましょう。
・スラーグ牙
cipでライフ回復と場を離れたときにトークンを残すビースト。強さに関しては説明不要でしょう。
・嵐の憤怒、コラガン
雷破の執政や栄光をもたらすものがいるので、超パンプアップも可能です。また、疾駆によってソーサリー除去に強いのもいいですね。
・龍爪のスーラク
まさかの瞬速持ち。大型クリーチャーを強力にサポートしてくれるナイスガイ。サイズと効果が少しかみ合っていないのが残念なところではありますが...。
・黄金牙、タシグル
皆さんご存じのバナナ。グルマグのアンコウと迷いましたが、アドバンテージを稼げるこいつを選びました。
・龍王シルムガル
クリーチャーかプレインズウォーカーを奪えるドラゴン。昨今では強力なクリーチャーやプレインズウォーカーが多数登場しているため、このカードの活躍機会も増えてきました。
・ベイロスの虚身
何それ?と思った方もいるであろうこのカード。cipで墓地のクリーチャーを2体回収できるっていうやつです。6マナですが、消耗戦になったときに非常に頼りになる上にパワーも4あるので獰猛を満たせるのがGood。
・頑固な否認
このデッキのキーカード。妨害に弱いこのデッキにおいては非常に重要なカードとなってきます。
・深海の主、キオーラ
大型クリーチャー召喚のサポーター。いずれの効果もこのデッキにかみ合っています。
・残忍な切断
このデッキの除去枠。これのために黒を入れたとっても過言ではありません。
・伐採地の滝
これに関しては、アタッカーとして運用したいならタールピットに差し替えたほうがよいでしょう。
・バトルランド
フェッチショックランドがないのでこのランドたちに。
・ヤヴィマヤの沿岸
このデッキのベース色は青緑なので投入しました。
・開拓地の野営地
同上。タップインなので1ターン目に1枚置きたいところ。
次はサイドボード。
・軽蔑的な一撃
4マナ以上には強力なカードがひしめいているため、それらに対抗できるこのカードは貴重です。
・荒野の後継者
対ビートダウン用。接死を持っているので殴り合いにも強いし、壁としても運用できます。
・コジレックの帰還
対ビートダウン用。ブロッカー排除にも使われます。
・地底街の抱擁
この枠には元々忌呪の発動が入っていましたが、ドラゴン以外も積極的に使うためこちらに変更しました。
・再利用の賢者
このデッキの弱点である罠の橋やその他置物対策。
・コラガンの命令
いわずと知れた強力なカードですが、このデッキにおいてもすべてのモードが活きます。
・ビヒモスを招くもの、キオーラ
深海の主キオーラと役割は一緒ですが、単体だと強くないのでサイド行きに。
・稲妻曲げ
5枚目の頑固な否認。能力も対象にとれるのが強い。
強みとしては、
・強力なクリーチャーをドンドン出せる
4、5マナで強力なクリーチャーが集中しているため、1体倒されてもまた別のクリーチャーを出していくことができます。また、ドローや回収手段にも長けているため消耗戦にも強いです。
・コンボにも若干ながら耐性あり
あくまでも頑固な否認ありきの話ですが、獰猛を満たしていれば確定カウンターとなるため、コンボにもそれなりに立ち回れるデッキとなっています。
・安い
強力なクリーチャーを多数搭載していますが、シングル価格が安い(ストレージに眠っている)カードが大多数なので、1万円くらいで組むことができます。当然ながら強力なカードを追加することでさらに強くなりますので、伸びしろのあるデッキといえます。
弱点としては、
・マナクリーチャーを除去されると脆い
序盤にマナクリーチャーを除去されるとこちらとしては苦しいものになります。
・罠の橋で止まる
殴って勝利を目指すデッキなので、罠の橋で簡単に止まります。環境次第では置物対策を増やすことも必要になってくるでしょう。
・高速デッキには不利
タイタンシフトやホガークヴァインがどうしても厳しいかなという感じはあります。環境によって内容を変えていきましょう。
元々、スタンダードで使用していたデッキをモダン使用に変えたものなので、パーツのほとんどは当時のものになっています。また、前述のとおり内容を多少いじくればフロンティアでも使えるデッキになるので、複数のフォーマットで遊びたい方は是非是非。
使用デッキ紹介1:アストログライド(レガシー)
2019年7月24日 Magic: The Gatheringへブソでございます。
使用デッキは主に5色ドラゴンですが、他にもレガシーのデッキを所有・使用しているのでいくつかご紹介します。
1個目は、アストログライドです。
名前だけだと今の時代某ジェルと間違われることが多いですが、はるか昔のスタンダードで一世を風靡したデッキです。
レシピはこちら。
クリーチャー 14
太陽のタイタン 1
憤怒の天使アクローマ 1
賛美されし天使 3
永遠のドラゴン 4
ヴィーアシーノの砂駆け 1
通りの悪霊 4
その他スペル 21
アクローマの祝福 2
地盤改変 1
稲妻の裂け目 4
波動機 1
霊体の地滑り 3
霊体の横滑り 4
俗物の放棄 2
排斥 4
土地 25
平地 8
山 5
忘れられた洞窟 4
隔離されたステップ 4
灰のやせ地 4
サイドボード
赤霊破1
紅蓮破1
トーモッドの墓所 2
発展の対価 2
神聖の力線 3
光輝王の昇天 1
俗物の放棄 1
謙虚 2
軍勢の集結 1
アストログライドは、霊体の地滑りや稲妻の裂け目という2つのエンチャントを軸にしたコントロールデッキです。キルターンが非常に遅いため、青白奇跡並みに時間を使います。制限時間以内に終わらないこともしばしば。
主な勝ちパターンとしては、
・霊体の地滑りで相手クリーチャーを疑似除去+こちらの変異持ちを表に返して殴り勝つ
・稲妻の裂け目で20点削り切る ←これが一番多いです。
・時間を稼いでクリーチャーで殴り切る
この3パターンになります。
このデッキの強みとしては、
1.まず安い
デッキのほとんどがコモン、アンコモンであり、レアでもシングル価格が安いものが多いため、謙虚さえ頑張ればレガシーとしては破格の安さでデッキを組むことができます(だいたい1万~1万5千円くらい)。
2.フェアデッキに有利
賛美されし天使の魂の絆や、霊体の地滑り横滑りによる疑似除去といったフェアデッキが嫌がる要素を多数持つため、クリーチャーデッキに対しては有利です。
稲妻の裂け目を置くだけでデス&タックスは沈黙するし、サイド後に謙虚を置くことによってキルターンを遅くさせます。
3.実はコンボにも対応できる
青を使わないので打ち消しを使えませんが、クリーチャーや置物を用いたコンボデッキにも実はそこそこ強いです。霊体の地滑りと排斥でエムラクールは沈黙するし、サイド後でも謙虚や神聖の力線を使って無限バリスタや苦悶の触手といったフィニッシャーを止められます。
4.対抗手段が限られる
よく間違われますが、霊体の地滑りや稲妻の裂け目の能力は、起動型能力ではなくサイクリングをした時の誘発型能力なので、真髄の針などの起動型能力を封じるカードでは対処できません(ただしサイクリング自体が起動型能力なのは注意)。
また、前述した2枚はどちらも3マナ以下のエンチャントなので、太陽のタイタンを用いることで1回除去されてもまた復活させることができるので、実質破壊耐性も備えているようなものです。
さらに、賛美されし天使も変異を経由して出すことがありますが、変異による読みづらさに加えて、一度変異として場に出ると表にする時にスタックが乗らないので、マナコストを払って表にする時に対応して除去やカウンターといった行動ができません。
5.ドローするカードが多く土地事故にもある程度強い
デッキの半分以上がサイクリングカードなので、本当に手札の回りは良いです。普通のサイクリングで土地を引けなくても、永遠のドラゴンさえあれば平地を持って来れるため、他のデッキと比較して土地事故とは無縁であったりします。
このように、良い点を挙げましたが、もちろん弱点もあります。
1.環境への理解が求められる
打消しを使わないとはいえコントロールなので、ある程度環境デッキに対して理解できる力が必要です。平地を置いたら「デスタクかな?」と読めるくらいは必要でしょう。青系のデッキは2枚目以降の土地で判断しましょう。
2.ハンデスに不利
霊体の地滑りや稲妻の裂け目が場にないとただの貧弱デッキでしかないので、1t目ピピハンされると体勢を崩されて死亡なんてことも珍しくありません。黒系のデッキ(リアニメイト、ポックスなど)にはサイド後から神聖の力線を入れて対抗します。
3.青白奇跡には不利
コントロールデッキではありますが、同じコントロールデッキでも青白奇跡にはさすがにきついものがあります。これに関してはサイド後から青対策と光輝王の昇天と軍勢の集結を入れて対抗するしかありません。
4.フェアデッキでも大勢で攻めてくるデッキにも実は不利
ゾンバードメントやドレッジ、最近台頭してきたホガークヴァインなどがこのパターンにあたります(墓地利用が多いですね)。1ターンにズンドコクリーチャーを並べてくるデッキ相手だと、どうしても捌ききれずに負けてしまうことがあります。
5.環境に対応できていない感がある
クリーチャーの質が年々上がってきており、エルドラージや真の名の宿敵はもちろん、トレストの使者レオヴォルド、戦慄衆の秘技術師といった強力&対処が困難なクリーチャーが続々と出てきており、謙虚があるとはいっても今の環境だと少し厳しいかなという感じは正直あります。
また、モダンホライゾンでもある程度強化されはしましたが、こちらが必要としていたのは霊体の横滑りとヴィーアシーノの砂駆けくらいのもので、大幅強化とはなりませんでした。
次にメインデッキのカードについて。
・太陽のタイタン
このデッキのバックアップ&フィニッシャー。主にサイクリングした土地や破壊されたエンチャントたちを場に戻すのが役目。土地を場に戻すと実質マナ加速になるのがおいしい。難点は6マナと重いところでしょうか。複数入れていた時もありましたが、手札に貯まって死亡というシチュエーションもあったので1枚に。
・賛美されし天使
通称白い悪魔。これがいるだけで小型クリーチャー(ゴブリンとか)が下手に殴れなくなります。最近は見ることが減ってきましたが、まだまだ活躍できる強力なカードです。
・憤怒の天使アクローマ
青白系のデッキは割と対処に苦しむ赤ローマ。変異コストは異様に重いものの、霊体の地滑りで表にできるのでそこまで気になりません。ただ、カラカスに弱いので場合によっては耐性はないけどサイズが同じの皇帝ヘルカイトや単体除去に異様に強いサグのやっかいものと交換することもあります。
・永遠のドラゴン
このデッキのメインエンジン。これなくして安定した勝利なし。ひたすらサイクリング&回収しておいて、終盤からクリーチャーとして殴りに行くこともあります。
しかもドラゴンです。←これ重要
・ヴィーアシーノの砂駆け
モダンホライゾンで追加されたクリーチャー。序盤に墓地に落としてから太陽のタイタンで釣り、エンド時に戻してまたサイクリングするといった動きが可能であり、潤滑剤でありながらアタッカー、生ける除去としても使える割と器用なクリーチャー。サイクリングコストも赤1マナだけなのがうれしいですね。
・通りの悪霊
実質0マナ1ドロー。霊体の地滑りを張ってても土地が起きてなくてサイクリング出来なくて負けなんてこともあったので、マナを支払わずにサイクリングできるカードは貴重です。失ったライフは賛美されし天使で補います。
・アクローマの祝福
サイクリングコストが白1マナなので採用しました。プロテクションを付与することはあまりないので、こだわりがなければ他の1マナサイクリング(有翼の番人やデジェルの拒絶など)と交換してもいいかもしれません。古いカードですし。
・地盤改変
手札の土地が1マナサイクリングとして使えるようになります。とはいっても活きる場面が膠着状態のときにほぼ限られるので1枚です。自身もサイクリング持ちで、後で太陽のタイタンで釣れますし。
・稲妻の裂け目
このデッキのフィニッシャー。実質打ち消されないショックのようなものを手札を減らさずに連打できるので、1ターンに10点削るなんてこともザラにあります。
・波動機
サイクリングコストを(2)減らしてくれるカード。こいつを置くだけでアホみたいにサイクリングできるようになります。とはいっても複数枚来ると腐るので1枚に。また、破壊されてもタイタンで釣れるのもGood。
・霊体の地滑り、霊体の横滑り
稲妻の裂け目と並ぶ、このデッキのキーカード。役目は同じなので一緒に。相手のクリーチャーを疑似除去したり、こちらのクリーチャーを表に返したり除去から回避したりなど、割と役目の多いエンチャント。ただ、複数枚手札に貯まって腐りやすいのが難点。
ちなみに、誘発型能力を解決した後にこのカードが除去されても、遅延誘発型能力によってそのターンの終わりに追放したクリーチャーは戻ってきます。割と揉めやすいので補足として書きました。
・俗物の放棄
サイドボードにも入れていますが、メインから置物対策兼ドローソースとして使えるので採用。ワームとぐろエンジンなどの破壊不能持ちをも処理できるのが偉い。
・排斥
万能除去。ショーテルに対抗できるようになりました。また、サイクリングコストが白1マナだけと処理しやすいのも高得点ですね。
・忘れられた洞窟、隔離されたステップ、灰のやせ地
サイクリングランドですね。特に、灰のやせ地は1マナで基本土地を持って来ることができ、キーエンチャントがある状態なら腐ってもそれらの種にできるのがいい。
次に、サイドカードの解説を。
・赤霊破、紅蓮破
おなじみ青対策。霊体の地滑り及び稲妻の裂け目、後半だと太陽のタイタンを出すための補助として用います。単体でも実物提示教育や神ジェイス、ナ―セットを止められるため、無駄にはなりにくいです。
・トーモッドの墓所
墓地対策。安らかなる眠りと迷いましたが、太陽のタイタンで何度も再利用できるこちらを採用しました。安らかなる眠りを搭載したい場合は、多少値は張りますがHelm of Obedienceをセットで採用することも視野に入れておくと良いでしょう。
・発展の対価
2マナランドを使うデッキと多色デッキ対策。2色デッキでありながらフェッチとPlateauを採用しない理由です。古の墳墓やフェッチ、デスシャドウを使いまくる相手に撃つとほぼ確実に勝てます。
・神聖の力線
ハンデス&バーン&苦悶の触手対策。特にバーンはこれ1枚でほぼ完封出来ます。
・光輝王の昇天
青白奇跡対策。これ自身が週末で流されないのもGood。解呪で破壊されてもタイタンで釣ることができます(当然ながらまたカウンターを貯めなおさないといけないのが難点ですけどね)。
・俗物の放棄
メインにも入っていますが、相手が置物メインのデッキの時に追加で入れます。最悪2マナ1ドローなので割と腐りにくいです。
・謙虚
本来ならメインに入れるべきなんでしょうが、賛美されし天使とアクローマとタイタンがいるがために泣く泣くサイドに。クリーチャーを使うデッキ全般が死にます。
・軍勢の集結
青白奇跡+グリクシスデルバー対策。時間ギリギリまで使うこのデッキとは好相性。
という感じで、今回はアストログライドについて書きました。
本来なら最初にメインで使ってる5色ドラゴンについて晒すべきなんでしょうが、筆者はあまりに気まぐれでひねくれ者なので、最近そんなに使っていないアストログライドから書きました。5色ドラゴンについては、いつか書きます。多分。
本当に安く組めるデッキだし、それなりに強く回るのでオンスロートブロック時代に遊んでいた方はぜひぜひ組んで遊んでみてください。
使用デッキは主に5色ドラゴンですが、他にもレガシーのデッキを所有・使用しているのでいくつかご紹介します。
1個目は、アストログライドです。
名前だけだと今の時代某ジェルと間違われることが多いですが、はるか昔のスタンダードで一世を風靡したデッキです。
レシピはこちら。
クリーチャー 14
太陽のタイタン 1
憤怒の天使アクローマ 1
賛美されし天使 3
永遠のドラゴン 4
ヴィーアシーノの砂駆け 1
通りの悪霊 4
その他スペル 21
アクローマの祝福 2
地盤改変 1
稲妻の裂け目 4
波動機 1
霊体の地滑り 3
霊体の横滑り 4
俗物の放棄 2
排斥 4
土地 25
平地 8
山 5
忘れられた洞窟 4
隔離されたステップ 4
灰のやせ地 4
サイドボード
赤霊破1
紅蓮破1
トーモッドの墓所 2
発展の対価 2
神聖の力線 3
光輝王の昇天 1
俗物の放棄 1
謙虚 2
軍勢の集結 1
アストログライドは、霊体の地滑りや稲妻の裂け目という2つのエンチャントを軸にしたコントロールデッキです。キルターンが非常に遅いため、青白奇跡並みに時間を使います。制限時間以内に終わらないこともしばしば。
主な勝ちパターンとしては、
・霊体の地滑りで相手クリーチャーを疑似除去+こちらの変異持ちを表に返して殴り勝つ
・稲妻の裂け目で20点削り切る ←これが一番多いです。
・時間を稼いでクリーチャーで殴り切る
この3パターンになります。
このデッキの強みとしては、
1.まず安い
デッキのほとんどがコモン、アンコモンであり、レアでもシングル価格が安いものが多いため、謙虚さえ頑張ればレガシーとしては破格の安さでデッキを組むことができます(だいたい1万~1万5千円くらい)。
2.フェアデッキに有利
賛美されし天使の魂の絆や、霊体の地滑り横滑りによる疑似除去といったフェアデッキが嫌がる要素を多数持つため、クリーチャーデッキに対しては有利です。
稲妻の裂け目を置くだけでデス&タックスは沈黙するし、サイド後に謙虚を置くことによってキルターンを遅くさせます。
3.実はコンボにも対応できる
青を使わないので打ち消しを使えませんが、クリーチャーや置物を用いたコンボデッキにも実はそこそこ強いです。霊体の地滑りと排斥でエムラクールは沈黙するし、サイド後でも謙虚や神聖の力線を使って無限バリスタや苦悶の触手といったフィニッシャーを止められます。
4.対抗手段が限られる
よく間違われますが、霊体の地滑りや稲妻の裂け目の能力は、起動型能力ではなくサイクリングをした時の誘発型能力なので、真髄の針などの起動型能力を封じるカードでは対処できません(ただしサイクリング自体が起動型能力なのは注意)。
また、前述した2枚はどちらも3マナ以下のエンチャントなので、太陽のタイタンを用いることで1回除去されてもまた復活させることができるので、実質破壊耐性も備えているようなものです。
さらに、賛美されし天使も変異を経由して出すことがありますが、変異による読みづらさに加えて、一度変異として場に出ると表にする時にスタックが乗らないので、マナコストを払って表にする時に対応して除去やカウンターといった行動ができません。
5.ドローするカードが多く土地事故にもある程度強い
デッキの半分以上がサイクリングカードなので、本当に手札の回りは良いです。普通のサイクリングで土地を引けなくても、永遠のドラゴンさえあれば平地を持って来れるため、他のデッキと比較して土地事故とは無縁であったりします。
このように、良い点を挙げましたが、もちろん弱点もあります。
1.環境への理解が求められる
打消しを使わないとはいえコントロールなので、ある程度環境デッキに対して理解できる力が必要です。平地を置いたら「デスタクかな?」と読めるくらいは必要でしょう。青系のデッキは2枚目以降の土地で判断しましょう。
2.ハンデスに不利
霊体の地滑りや稲妻の裂け目が場にないとただの貧弱デッキでしかないので、1t目ピピハンされると体勢を崩されて死亡なんてことも珍しくありません。黒系のデッキ(リアニメイト、ポックスなど)にはサイド後から神聖の力線を入れて対抗します。
3.青白奇跡には不利
コントロールデッキではありますが、同じコントロールデッキでも青白奇跡にはさすがにきついものがあります。これに関してはサイド後から青対策と光輝王の昇天と軍勢の集結を入れて対抗するしかありません。
4.フェアデッキでも大勢で攻めてくるデッキにも実は不利
ゾンバードメントやドレッジ、最近台頭してきたホガークヴァインなどがこのパターンにあたります(墓地利用が多いですね)。1ターンにズンドコクリーチャーを並べてくるデッキ相手だと、どうしても捌ききれずに負けてしまうことがあります。
5.環境に対応できていない感がある
クリーチャーの質が年々上がってきており、エルドラージや真の名の宿敵はもちろん、トレストの使者レオヴォルド、戦慄衆の秘技術師といった強力&対処が困難なクリーチャーが続々と出てきており、謙虚があるとはいっても今の環境だと少し厳しいかなという感じは正直あります。
また、モダンホライゾンでもある程度強化されはしましたが、こちらが必要としていたのは霊体の横滑りとヴィーアシーノの砂駆けくらいのもので、大幅強化とはなりませんでした。
次にメインデッキのカードについて。
・太陽のタイタン
このデッキのバックアップ&フィニッシャー。主にサイクリングした土地や破壊されたエンチャントたちを場に戻すのが役目。土地を場に戻すと実質マナ加速になるのがおいしい。難点は6マナと重いところでしょうか。複数入れていた時もありましたが、手札に貯まって死亡というシチュエーションもあったので1枚に。
・賛美されし天使
通称白い悪魔。これがいるだけで小型クリーチャー(ゴブリンとか)が下手に殴れなくなります。最近は見ることが減ってきましたが、まだまだ活躍できる強力なカードです。
・憤怒の天使アクローマ
青白系のデッキは割と対処に苦しむ赤ローマ。変異コストは異様に重いものの、霊体の地滑りで表にできるのでそこまで気になりません。ただ、カラカスに弱いので場合によっては耐性はないけどサイズが同じの皇帝ヘルカイトや単体除去に異様に強いサグのやっかいものと交換することもあります。
・永遠のドラゴン
このデッキのメインエンジン。これなくして安定した勝利なし。ひたすらサイクリング&回収しておいて、終盤からクリーチャーとして殴りに行くこともあります。
しかもドラゴンです。←これ重要
・ヴィーアシーノの砂駆け
モダンホライゾンで追加されたクリーチャー。序盤に墓地に落としてから太陽のタイタンで釣り、エンド時に戻してまたサイクリングするといった動きが可能であり、潤滑剤でありながらアタッカー、生ける除去としても使える割と器用なクリーチャー。サイクリングコストも赤1マナだけなのがうれしいですね。
・通りの悪霊
実質0マナ1ドロー。霊体の地滑りを張ってても土地が起きてなくてサイクリング出来なくて負けなんてこともあったので、マナを支払わずにサイクリングできるカードは貴重です。失ったライフは賛美されし天使で補います。
・アクローマの祝福
サイクリングコストが白1マナなので採用しました。プロテクションを付与することはあまりないので、こだわりがなければ他の1マナサイクリング(有翼の番人やデジェルの拒絶など)と交換してもいいかもしれません。古いカードですし。
・地盤改変
手札の土地が1マナサイクリングとして使えるようになります。とはいっても活きる場面が膠着状態のときにほぼ限られるので1枚です。自身もサイクリング持ちで、後で太陽のタイタンで釣れますし。
・稲妻の裂け目
このデッキのフィニッシャー。実質打ち消されないショックのようなものを手札を減らさずに連打できるので、1ターンに10点削るなんてこともザラにあります。
・波動機
サイクリングコストを(2)減らしてくれるカード。こいつを置くだけでアホみたいにサイクリングできるようになります。とはいっても複数枚来ると腐るので1枚に。また、破壊されてもタイタンで釣れるのもGood。
・霊体の地滑り、霊体の横滑り
稲妻の裂け目と並ぶ、このデッキのキーカード。役目は同じなので一緒に。相手のクリーチャーを疑似除去したり、こちらのクリーチャーを表に返したり除去から回避したりなど、割と役目の多いエンチャント。ただ、複数枚手札に貯まって腐りやすいのが難点。
ちなみに、誘発型能力を解決した後にこのカードが除去されても、遅延誘発型能力によってそのターンの終わりに追放したクリーチャーは戻ってきます。割と揉めやすいので補足として書きました。
・俗物の放棄
サイドボードにも入れていますが、メインから置物対策兼ドローソースとして使えるので採用。ワームとぐろエンジンなどの破壊不能持ちをも処理できるのが偉い。
・排斥
万能除去。ショーテルに対抗できるようになりました。また、サイクリングコストが白1マナだけと処理しやすいのも高得点ですね。
・忘れられた洞窟、隔離されたステップ、灰のやせ地
サイクリングランドですね。特に、灰のやせ地は1マナで基本土地を持って来ることができ、キーエンチャントがある状態なら腐ってもそれらの種にできるのがいい。
次に、サイドカードの解説を。
・赤霊破、紅蓮破
おなじみ青対策。霊体の地滑り及び稲妻の裂け目、後半だと太陽のタイタンを出すための補助として用います。単体でも実物提示教育や神ジェイス、ナ―セットを止められるため、無駄にはなりにくいです。
・トーモッドの墓所
墓地対策。安らかなる眠りと迷いましたが、太陽のタイタンで何度も再利用できるこちらを採用しました。安らかなる眠りを搭載したい場合は、多少値は張りますがHelm of Obedienceをセットで採用することも視野に入れておくと良いでしょう。
・発展の対価
2マナランドを使うデッキと多色デッキ対策。2色デッキでありながらフェッチとPlateauを採用しない理由です。古の墳墓やフェッチ、デスシャドウを使いまくる相手に撃つとほぼ確実に勝てます。
・神聖の力線
ハンデス&バーン&苦悶の触手対策。特にバーンはこれ1枚でほぼ完封出来ます。
・光輝王の昇天
青白奇跡対策。これ自身が週末で流されないのもGood。解呪で破壊されてもタイタンで釣ることができます(当然ながらまたカウンターを貯めなおさないといけないのが難点ですけどね)。
・俗物の放棄
メインにも入っていますが、相手が置物メインのデッキの時に追加で入れます。最悪2マナ1ドローなので割と腐りにくいです。
・謙虚
本来ならメインに入れるべきなんでしょうが、賛美されし天使とアクローマとタイタンがいるがために泣く泣くサイドに。クリーチャーを使うデッキ全般が死にます。
・軍勢の集結
青白奇跡+グリクシスデルバー対策。時間ギリギリまで使うこのデッキとは好相性。
という感じで、今回はアストログライドについて書きました。
本来なら最初にメインで使ってる5色ドラゴンについて晒すべきなんでしょうが、筆者はあまりに気まぐれでひねくれ者なので、最近そんなに使っていないアストログライドから書きました。5色ドラゴンについては、いつか書きます。多分。
本当に安く組めるデッキだし、それなりに強く回るのでオンスロートブロック時代に遊んでいた方はぜひぜひ組んで遊んでみてください。