ヘブソでございます。

コロナのせいでMtGができておりません。MOもありますが、ドラゴンストームを数回回して飽きてしまいました。

ただ、アイデアはドンドン出てきます。ということで、前々から低迷している5cドラゴンに相性が良いカードが他にないかを検証していました。

その中で、1番良さそうなのが見つかりました。

それが、「金属モックス」。

Chrome Mox / 金属モックス (0)
アーティファクト
刻印 ― 金属モックスが戦場に出たとき、あなたの手札にあるアーティファクトでも土地でもないカードを1枚、追放してもよい。
(T):その追放されたカードと共通する好きな色のマナ1点を加える。



金属モックスはスピードを重視するストンピィにおいてはなくてはならないマナファクトです。

ただ、刻印コストが中々厳しい。マナと引き換えに使えるカードを1枚失うので、リソース差で負けるリスクもあります。

また、刻印したカードと共通する色マナしか出せません。

自分はそこに敢えて目をつけました。このゲームでほぼ使うことはないだろうなーというカードを切ることによって、後続に活かすのです。

自分の5cドラゴンは、ドラゴンを20枚近くデッキに積んでいる以上、手札に無駄牌を抱えたまま負けることが多く、「出したいドラゴンをちゃんと出せるようにする」ことを優先した結果、このカードが必要だなと判断しました。

モックス・ダイアモンドでもいいのではという意見もあると思いますが、マナは少しでも多く欲しいこのデッキでは土地を1枚失うリスクは大きい上に、土地を再利用する手段もないので採用は見送っています。

今までは睡蓮の花びらを搭載していましたが、コンボデッキではないこのデッキにおいては1ターンきりしか使えないマナファクトは強くなく、後続に繋げられないのは正直もどかしく感じていました。

折角手札に無駄牌を抱えるのだからそれを有効活用すればいいじゃないかということで、多色デッキながら金属モックスを搭載することに決めました。

よく考えたら、デッキに搭載しているドラゴンはほとんど多色か赤単色なので、色マナが足りなくてドラゴンが出せないことはないと思います。実際一人回ししてみましたが、そういったシチュエーションはあまりありませんでした。

最悪、手札に溜まりがちな始祖ドラゴンの末裔をコストにしてしまえばいいですし。


また、睡蓮の花びらではなく金属モックスを採用することにより、2T目に始祖ドラゴンの末裔を出すことも可能になりました。

1T目:土地セット+金属モックス設置。色マナ2つで五元のプリズムを烈日2で設置。
2T目:土地(魂の洞窟がベスト)をセット。この時点で土地2枚+五元のプリズム+金属モックスで5マナ捻出できるようになっているので始祖ドラゴンの末裔、ないしはほかの5マナドラゴンを出すことが可能になります。

また、睡蓮の花びらをついでに出せば、6マナ域以上にもアクセスすることが可能になります。この点から睡蓮の花びらも数枚残します。

金属モックスを初手に引き込まないといけない以上、いかに良い初手でゲームをスタートできるかがより重要になってきましたが、動きがスムーズになり前よりはゲームになるかなと期待しています。

まあよりヌルロカーンに弱くなったけどね!

コメント

せのお (妹尾 賢)
2020年4月2日17:46

環境の速度が上がってきて,初動の重要性がますます上がってきていますので,《金属モックス/Chrome Mox》はたしかにありですね。引き過ぎるとアドバンテージの損失が大きくなりますが,爆発力の高いデッキであれば,後で挽回できるので相性いいかもしれません。

2ターン目に5マナ出せれば,《始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon》の他にも《騙し討ち/Sneak Attack》も可能なので,ドラゴンストームに負けず劣らずの爆発力になりそうです。この動きをされると,少なくともこちらのエルドラージ・ホワイトだと間に合いませんね。

最近は白使いが減ってきて《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を見なくなってきていますので,《虚空の杯/Chalice of the Void》がなくても《突然の衰微/Abrupt Decay》,《稲妻/Lightning Bolt》,《致命的な一押し/Fatal Push》に耐えられる《始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon》は案外場持ちいいのかもしれません。

《金属モックス/Chrome Mox》を採用する場合は,《水蓮の花びら/Lotus Petal》より刻印できる《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》か《Elvish Spirit Guide》がおすすめですよ。地味に序盤にクロック・パーミッション相手に《目くらまし/Daze》を釣り上げる駆け引きもとれるので,なかなか侮れません。

ヘブソ
2020年4月10日12:03

せのおさん

コメントありがとうございます。ドラゴンストンピィのリストを見て「金属モックスかー試してみるか」ってなったのがきっかけでしたが、実際に入手して試してみましたが、前よりいい動きをするようになって結構好感度が高いですね。
また、金属モックスから繋げられないアーカムの天測儀を外し、この枠に虚空の杯を再投入することになりました。

スピードアップした分手札がカツカツになりやすいので、何かしらの手札補充手段も搭載したほうが良いのかなと思っています。刻印すると5色とも出せる上、手札補充で後続に繋げられるニヴミゼット再誕とか。