Nic-Fitについて語りたい回その1
2020年7月22日 Magic: The Gatheringヘブソでございます。
今回は、レガシーに古くから存在するNic-Fitというデッキについて語りたいなと思います。
なぜNic-Fitなのかというと、元々好きなデッキでありかつて組んで回していたからです。
レガシーでファッティを使うデッキってそもそも限られていて、その上パターンが割と固定されがちなデッキの中で、このNic-Fitは数少ない使用者の好みを反映させやすいデッキということで、5cドラゴンの次に組んだのがNic-Fitなんですね。
1.そもそもNic-Fitってどんなデッキなの?
「老練の探検者」という1マナクリーチャーを様々な手段で殺すことにより(言い方)、土地を伸ばして4マナ以上のフィニッシャーに繋げて勝利を狙うランプデッキです。
「緑の太陽の頂点」が搭載されていることによりバリエーション豊富なデッキであり、前述の通り使用者の好みで様々なカードを搭載させやすいのがポイントです。
2.死亡させる手段とは?
老練の探検者を何としてでも殺したいデッキなので(言い方)、いろんな手段を搭載しています。
主に採用されるのは以下の通り。
・陰謀団式療法 ←必須
・ファイレクシアの塔 ←必須
・破滅的な行為 ←ほぼ必須
・毒の濁流 ←ほぼ必須
・悪魔の意図 ←必須ではないが、持っていると安心
・進化の飛躍 ←必須ではないが、持っていると安心
・ゴルガリの女王、ヴラスカ ←必須ではないが、持っていると安心
特に陰謀団式療法に関しては、老練の探検者を殺す手段になるほか、苦手なコンボデッキに対する回答にもなるので必須です。
ファイレクシアの塔は、老練の探検者をサクることで一気に4マナまで加速することができる強力な土地で、序盤からフィニッシャーを出すことも可能になります。
破滅的な行為は、老練の探検者を巻き込む手段であり、なおかつ全体除去なのでこちらもほぼ必須といってもいいでしょう。虚空の杯に対する回答にもなります。
毒の濁流は言わずもがな全対除去。レガシーにはタフネス1のクリーチャーが多く存在するため、X=1でも結構除去できたりします。ついでに老練の探検者を巻き込むこともできます。
残りの3枚に関しては、必須ではないが持っていたら入れたいカードです。
3.バリエーション
前述のとおりですが、使用者の好みに合わせてデッキを組みやすいのがNic-Fitの良いところで、ベースカラーである黒緑を中心に、他の色をタッチすることが容易です。
・純正黒緑
The Rock タイプですね。安定した色基盤で使いやすいのと、最大の強みはトーラックへの賛歌を搭載できることです。
・白黒緑
白をタッチすることにより、フェアデッキに対してより強くなります。飛行クリーチャーも搭載できるのもポイント。レガシー参入者にもお勧めできるデッキタイプです。
・青黒緑
青をタッチすることにより、強力カードであるオーコや意志の力やレオヴォルドなどを採用してカードパワーを高めたタイプです。コンボにも強く、現在はこのタイプが主流です。
・赤黒緑
フェイに呪われた王、コルヴォルドや波乱の悪魔を搭載することにより、膨大なカードアドバンテージを得られるデッキタイプです。バリエーションの中では最も爆発力のあるタイプです。スタンダードのジャンドサクリファイスを使用している人はもっとも取っ付きやすいでしょう。
似て非なるものですが、ティタニアガルガドンという赤緑t黒のランプコンボも存在しており、そちらも結構楽しいデッキです。
・レクターコンボ
サクる+ランプということで、「闘技場の首長」と「アカデミーの学長」の2種類を使ったコンボデッキにすることが可能です。
・アルーレンとのハイブリッド型
アルーレンとハイブリッドしたタイプも存在します。このタイプのみ例外で、魔の魅惑をマナカーブの頂点としたデッキ構築をしています。
他にも、成長の殻型や原始のタイタンを採用してのヴァラクート型など多くのバージョンが存在しているようです(筆者はこの2タイプは見たことはありませんが)
4.回し方
初手には土地2枚と老練の探検者、陰謀団式療法、緑の太陽の頂点があるとベスト。
1ターン目の動きとしては、陰謀団式療法を打つことを推奨します。打たれると厳しいのはForce of Willなので、使用率も含めてまずはForce of Willと宣言するのが無難です。
叩き落とせたらラッキー、叩き落とせなくても相手の手札を見てデッキタイプを絞ることができるので打ち得です。
仮に否定の力を使ってきても、その時点で相手は2枚手札を使っているのでハンド差をつけることもできますし。
無事に土地を並べたら後は重量級カードを送り込むだけです。相手のライフをゴッスゴス削っていきましょう。
今回はここまで。次はフィニッシャー候補のカードについて語っていきたいと思います。
今回は、レガシーに古くから存在するNic-Fitというデッキについて語りたいなと思います。
なぜNic-Fitなのかというと、元々好きなデッキでありかつて組んで回していたからです。
レガシーでファッティを使うデッキってそもそも限られていて、その上パターンが割と固定されがちなデッキの中で、このNic-Fitは数少ない使用者の好みを反映させやすいデッキということで、5cドラゴンの次に組んだのがNic-Fitなんですね。
1.そもそもNic-Fitってどんなデッキなの?
「老練の探検者」という1マナクリーチャーを様々な手段で殺すことにより(言い方)、土地を伸ばして4マナ以上のフィニッシャーに繋げて勝利を狙うランプデッキです。
「緑の太陽の頂点」が搭載されていることによりバリエーション豊富なデッキであり、前述の通り使用者の好みで様々なカードを搭載させやすいのがポイントです。
2.死亡させる手段とは?
老練の探検者を何としてでも殺したいデッキなので(言い方)、いろんな手段を搭載しています。
主に採用されるのは以下の通り。
・陰謀団式療法 ←必須
・ファイレクシアの塔 ←必須
・破滅的な行為 ←ほぼ必須
・毒の濁流 ←ほぼ必須
・悪魔の意図 ←必須ではないが、持っていると安心
・進化の飛躍 ←必須ではないが、持っていると安心
・ゴルガリの女王、ヴラスカ ←必須ではないが、持っていると安心
特に陰謀団式療法に関しては、老練の探検者を殺す手段になるほか、苦手なコンボデッキに対する回答にもなるので必須です。
ファイレクシアの塔は、老練の探検者をサクることで一気に4マナまで加速することができる強力な土地で、序盤からフィニッシャーを出すことも可能になります。
破滅的な行為は、老練の探検者を巻き込む手段であり、なおかつ全体除去なのでこちらもほぼ必須といってもいいでしょう。虚空の杯に対する回答にもなります。
毒の濁流は言わずもがな全対除去。レガシーにはタフネス1のクリーチャーが多く存在するため、X=1でも結構除去できたりします。ついでに老練の探検者を巻き込むこともできます。
残りの3枚に関しては、必須ではないが持っていたら入れたいカードです。
3.バリエーション
前述のとおりですが、使用者の好みに合わせてデッキを組みやすいのがNic-Fitの良いところで、ベースカラーである黒緑を中心に、他の色をタッチすることが容易です。
・純正黒緑
The Rock タイプですね。安定した色基盤で使いやすいのと、最大の強みはトーラックへの賛歌を搭載できることです。
・白黒緑
白をタッチすることにより、フェアデッキに対してより強くなります。飛行クリーチャーも搭載できるのもポイント。レガシー参入者にもお勧めできるデッキタイプです。
・青黒緑
青をタッチすることにより、強力カードであるオーコや意志の力やレオヴォルドなどを採用してカードパワーを高めたタイプです。コンボにも強く、現在はこのタイプが主流です。
・赤黒緑
フェイに呪われた王、コルヴォルドや波乱の悪魔を搭載することにより、膨大なカードアドバンテージを得られるデッキタイプです。バリエーションの中では最も爆発力のあるタイプです。スタンダードのジャンドサクリファイスを使用している人はもっとも取っ付きやすいでしょう。
似て非なるものですが、ティタニアガルガドンという赤緑t黒のランプコンボも存在しており、そちらも結構楽しいデッキです。
・レクターコンボ
サクる+ランプということで、「闘技場の首長」と「アカデミーの学長」の2種類を使ったコンボデッキにすることが可能です。
・アルーレンとのハイブリッド型
アルーレンとハイブリッドしたタイプも存在します。このタイプのみ例外で、魔の魅惑をマナカーブの頂点としたデッキ構築をしています。
他にも、成長の殻型や原始のタイタンを採用してのヴァラクート型など多くのバージョンが存在しているようです(筆者はこの2タイプは見たことはありませんが)
4.回し方
初手には土地2枚と老練の探検者、陰謀団式療法、緑の太陽の頂点があるとベスト。
1ターン目の動きとしては、陰謀団式療法を打つことを推奨します。打たれると厳しいのはForce of Willなので、使用率も含めてまずはForce of Willと宣言するのが無難です。
叩き落とせたらラッキー、叩き落とせなくても相手の手札を見てデッキタイプを絞ることができるので打ち得です。
仮に否定の力を使ってきても、その時点で相手は2枚手札を使っているのでハンド差をつけることもできますし。
無事に土地を並べたら後は重量級カードを送り込むだけです。相手のライフをゴッスゴス削っていきましょう。
今回はここまで。次はフィニッシャー候補のカードについて語っていきたいと思います。
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