脳内クソデッキ:モダンでもスタイフルノート!?
2019年7月29日 Magic: The Gatheringへブソでございます。
今回は、所有デッキではなく筆者の脳内で組んだデッキを紹介したいと思います。
今回のデッキは、アーティファクトをメインとしたコンボデッキです。
レシピはこちら。
クリーチャー 7
研究室の偏執狂 1
幻の漂い 4
日々を食うもの 1
地ならし屋 1
その他スペル 33
血清の幻視 4
選択 4
のぞき見 4
計略縛り 2
差し戻し 2
精神石 4
倦怠の宝珠 2
否定の力 2
加工 2
世界のるつぼ 1
神秘を操るもの、ジェイス 2
大いなる創造者、カーン 4
土地 20
幽霊街 2
冠雪の島 5
島 4
アカデミーの廃墟 1
汚染された三角州 4
溢れかえる岸辺 4
サイドボード 15
発明の領事、パディーム 1
大祖始の遺産 1
保有の鞄 1
外科的摘出 2
液鋼の塗膜 1
倦怠の宝珠 1
世界のるつぼ 1
日々を食うもの 1
地ならし屋 1
神聖の力線 4
神秘の炉 1
日々を食うものと地ならし屋という、強烈なサイズを誇る代わりにとんでもないデメリットを持つアーティファクトクリーチャーを軸にしたコンボデッキです。
日々を食うものは相手に追加2ターンを与えてしまうし、地ならし屋に至っては自分のライブラリーを全部追放してしまうという普通に使ったら負けるクリーチャーでありますが、
「じゃあそのデメリットを利用・帳消しすれば最強やんけ!」
その考えで組まれたデッキです。エターナルに既に存在しているスタイフルノートというデッキが有名ですね。
今回は、モダンでもスタイフルノートのようなものをやってしまおうというデッキになります(さすがに大先輩と比べると速度は劣りますが...)。
それではデッキに投入されているカードを見てみましょう。
・研究室の偏執狂
このデッキの勝利手段その1。地ならし屋と組み合わせて勝利します。幻の漂いでサーチできるので1枚挿しです。まれにこいつで殴ることも。
・幻の漂い
キーパーツをサーチできるこのデッキの潤滑剤の1つ。前述の研究室の偏執狂や後述の加工、相手のコンボや妨害を防ぐ否定の力をサーチできます。
・日々を食うもの、地ならし屋
このデッキのキーカード。わがままボディの代わりに強烈なデメリットがありますが、それを様々な手段で解消していくのがコンセプトになります。加工やカーンでサーチできるので1枚に。
・血清の幻視、選択、のぞき見
このデッキの潤滑剤。コンボを決めるためにはやはりドローソースは不可欠。特にのぞき見はコンボを決める前の前方確認として役立ちます。
・計略縛り
妨害手段&隠れたキーパーツ。刹那持ちのため、カウンターされる心配なくもみ消せるのが良いですね。
・差し戻し
脅威を一回無効にしつつドローできるという一石二鳥のカード。
・精神石
マナファクトですね。2ターン目に設置→カーンもしくはジェイスを出すのが気持ちいい。腐った時にはドローできるので無駄になりにくいですね。
・倦怠の宝珠
cipを誘発させなくするこのデッキのキーパーツ。日々を食うものと地ならし屋のデメリットを帳消しするのみならず、このデッキの弱点となる再利用の賢者や秋の騎士を封じることができるので、クリーチャーデッキ相手に普通に設置しても強いです。
・否定の力
妨害しようにも割とマナ基盤がカッツカツになりやすいこのデッキにおいてピッチで唱えられるのは貴重です。幻の漂いでサーチできるし、普通に唱えられるマナコストなのもGood。
・加工
アーティファクトサーチ。3マナなので幻の漂いでサーチできます。
・世界のるつぼ
後述の幽霊街と組み合わせてひたすら土地破壊。フェッチランドを毎回設置してマナを伸ばす動きとしても強力です。
・神秘を操るもの、ジェイス
2枚目以降の研究室の偏執狂。これを出して次のターンに地ならし屋を出せばほぼ勝ち。そうでなくとも毎ターン思考掃きしてパーツを集められるのは強力。
・大いなる創造者、カーン
このデッキの潤滑剤の1枚。プレインズウォーカーなので複数枚出せませんが、能力(特にマイナスと相手だけのヌルロッド)がかみ合いつつ強力なので4枚フル搭載しています。
・アカデミーの廃墟
アーティファクトをサルベージ。神秘を操るもの、ジェイスと非常に相性がいいです。
・幽霊街
土地破壊用。世界のるつぼ&塗膜カーンでひたすら苛め抜きます。
・発明の領事、パディーム
アタッカーとなる2体とカーンで持ってきたファクトたちに呪禁を持たせるのみならず、ドローもできるので採用。除去が多いデッキ相手に入れます。タフネスが4と稲妻1発で焼かれないのがミソ。
・大祖始の遺産
墓地対策兼ドロー。
・保有の鞄
お試し枠。ルーティングでパーツ集めし、効率は多少悪いものの捨てたカードを後で全部回収する能力もあります。
・外科的摘出
主に相手に対する墓地対策ですが、まれに自分の墓地のキャントリップを選んでデッキ圧縮することも。
・液鋼の塗膜
カーン専用パーツ。
・神聖の力線
このデッキの天敵、バーンやハンデス対策に入れます。
・神秘の炉
主に不要なカードを排除し、コンボパーツを集めるのに役立ちます。また、手札に有効牌がなくとも使えます。
このデッキの動きとしては、
1マナドローでコンボパーツをかき集める
↓
コンボパーツ設置
↓
プレインズウォーカー設置かコンボ始動
↓
デメリットを帳消しした日々を食うものや地ならし屋で殴りかつor地ならし屋と研究室の偏執狂(またはジェイス)でライブラリアウト勝ち。
となります。そうでなくとも、塗膜カーン+幽霊街るつぼでひたすら土地破壊して投了に追い込むことも。
このデッキの強みとしては、
・アーティファクトデッキとしては石のような静寂やアウフに強い
起動型能力を持つアーティファクトはメインだと精神石のみですので、ほかのアーティファクトデッキと違い、石のような静寂を置かれて即終了とならないのが強いです。
・大振りなデッキとコンボに強い
打消しカードや塗膜カーンの存在から、トロンやタイタンシフト、コンボデッキに有利に立ち回れます。
・コンボパーツを1種抜かれただけでは止まらない
複数コンボパーツを搭載している以上、サージカルや漂流自我1枚で機能不全に陥りにくいのと、追放されても最終的にカーンで回収できます。また、ライブラリアウトコンボを警戒してきたら日々を食うものや地ならし屋でシンプルに殴り勝つプランにも移行できます。
弱点としては、
・パーマネント破壊に弱い
置物コンボなので、パーマネント除去には少々厳しいところがあります。対象をとって破壊するスペルが多いなと思ったらパディームを増量するとよいかもしれません。
・コンボパーツを無駄に抱えやすい
コンボデッキの宿命ですが、ドローは多く搭載しているもののあと1種集まればコンボが始動するのに負けるなんてこともあります。長期的に使うには骨が折れるでしょう。
・妨害やバーンがきつい
キルターンが遅いので、早く動いてくるデッキや妨害してくるデッキには弱いです。特に本体火力やサリア、呪文捕らえがめちゃめちゃきつい。
改良案
フィニッシュ手段を増やしたいなら、デッキ全体をアーティファクト寄りにしてウルザの末裔カーンやパーツサーチも兼ねるアンティキティー戦争、そして最高工匠卿ウルザあたりを追加するのが良いのかなあと思います。
今回は、所有デッキではなく筆者の脳内で組んだデッキを紹介したいと思います。
今回のデッキは、アーティファクトをメインとしたコンボデッキです。
レシピはこちら。
クリーチャー 7
研究室の偏執狂 1
幻の漂い 4
日々を食うもの 1
地ならし屋 1
その他スペル 33
血清の幻視 4
選択 4
のぞき見 4
計略縛り 2
差し戻し 2
精神石 4
倦怠の宝珠 2
否定の力 2
加工 2
世界のるつぼ 1
神秘を操るもの、ジェイス 2
大いなる創造者、カーン 4
土地 20
幽霊街 2
冠雪の島 5
島 4
アカデミーの廃墟 1
汚染された三角州 4
溢れかえる岸辺 4
サイドボード 15
発明の領事、パディーム 1
大祖始の遺産 1
保有の鞄 1
外科的摘出 2
液鋼の塗膜 1
倦怠の宝珠 1
世界のるつぼ 1
日々を食うもの 1
地ならし屋 1
神聖の力線 4
神秘の炉 1
日々を食うものと地ならし屋という、強烈なサイズを誇る代わりにとんでもないデメリットを持つアーティファクトクリーチャーを軸にしたコンボデッキです。
日々を食うものは相手に追加2ターンを与えてしまうし、地ならし屋に至っては自分のライブラリーを全部追放してしまうという普通に使ったら負けるクリーチャーでありますが、
「じゃあそのデメリットを利用・帳消しすれば最強やんけ!」
その考えで組まれたデッキです。エターナルに既に存在しているスタイフルノートというデッキが有名ですね。
今回は、モダンでもスタイフルノートのようなものをやってしまおうというデッキになります(さすがに大先輩と比べると速度は劣りますが...)。
それではデッキに投入されているカードを見てみましょう。
・研究室の偏執狂
このデッキの勝利手段その1。地ならし屋と組み合わせて勝利します。幻の漂いでサーチできるので1枚挿しです。まれにこいつで殴ることも。
・幻の漂い
キーパーツをサーチできるこのデッキの潤滑剤の1つ。前述の研究室の偏執狂や後述の加工、相手のコンボや妨害を防ぐ否定の力をサーチできます。
・日々を食うもの、地ならし屋
このデッキのキーカード。わがままボディの代わりに強烈なデメリットがありますが、それを様々な手段で解消していくのがコンセプトになります。加工やカーンでサーチできるので1枚に。
・血清の幻視、選択、のぞき見
このデッキの潤滑剤。コンボを決めるためにはやはりドローソースは不可欠。特にのぞき見はコンボを決める前の前方確認として役立ちます。
・計略縛り
妨害手段&隠れたキーパーツ。刹那持ちのため、カウンターされる心配なくもみ消せるのが良いですね。
・差し戻し
脅威を一回無効にしつつドローできるという一石二鳥のカード。
・精神石
マナファクトですね。2ターン目に設置→カーンもしくはジェイスを出すのが気持ちいい。腐った時にはドローできるので無駄になりにくいですね。
・倦怠の宝珠
cipを誘発させなくするこのデッキのキーパーツ。日々を食うものと地ならし屋のデメリットを帳消しするのみならず、このデッキの弱点となる再利用の賢者や秋の騎士を封じることができるので、クリーチャーデッキ相手に普通に設置しても強いです。
・否定の力
妨害しようにも割とマナ基盤がカッツカツになりやすいこのデッキにおいてピッチで唱えられるのは貴重です。幻の漂いでサーチできるし、普通に唱えられるマナコストなのもGood。
・加工
アーティファクトサーチ。3マナなので幻の漂いでサーチできます。
・世界のるつぼ
後述の幽霊街と組み合わせてひたすら土地破壊。フェッチランドを毎回設置してマナを伸ばす動きとしても強力です。
・神秘を操るもの、ジェイス
2枚目以降の研究室の偏執狂。これを出して次のターンに地ならし屋を出せばほぼ勝ち。そうでなくとも毎ターン思考掃きしてパーツを集められるのは強力。
・大いなる創造者、カーン
このデッキの潤滑剤の1枚。プレインズウォーカーなので複数枚出せませんが、能力(特にマイナスと相手だけのヌルロッド)がかみ合いつつ強力なので4枚フル搭載しています。
・アカデミーの廃墟
アーティファクトをサルベージ。神秘を操るもの、ジェイスと非常に相性がいいです。
・幽霊街
土地破壊用。世界のるつぼ&塗膜カーンでひたすら苛め抜きます。
・発明の領事、パディーム
アタッカーとなる2体とカーンで持ってきたファクトたちに呪禁を持たせるのみならず、ドローもできるので採用。除去が多いデッキ相手に入れます。タフネスが4と稲妻1発で焼かれないのがミソ。
・大祖始の遺産
墓地対策兼ドロー。
・保有の鞄
お試し枠。ルーティングでパーツ集めし、効率は多少悪いものの捨てたカードを後で全部回収する能力もあります。
・外科的摘出
主に相手に対する墓地対策ですが、まれに自分の墓地のキャントリップを選んでデッキ圧縮することも。
・液鋼の塗膜
カーン専用パーツ。
・神聖の力線
このデッキの天敵、バーンやハンデス対策に入れます。
・神秘の炉
主に不要なカードを排除し、コンボパーツを集めるのに役立ちます。また、手札に有効牌がなくとも使えます。
このデッキの動きとしては、
1マナドローでコンボパーツをかき集める
↓
コンボパーツ設置
↓
プレインズウォーカー設置かコンボ始動
↓
デメリットを帳消しした日々を食うものや地ならし屋で殴りかつor地ならし屋と研究室の偏執狂(またはジェイス)でライブラリアウト勝ち。
となります。そうでなくとも、塗膜カーン+幽霊街るつぼでひたすら土地破壊して投了に追い込むことも。
このデッキの強みとしては、
・アーティファクトデッキとしては石のような静寂やアウフに強い
起動型能力を持つアーティファクトはメインだと精神石のみですので、ほかのアーティファクトデッキと違い、石のような静寂を置かれて即終了とならないのが強いです。
・大振りなデッキとコンボに強い
打消しカードや塗膜カーンの存在から、トロンやタイタンシフト、コンボデッキに有利に立ち回れます。
・コンボパーツを1種抜かれただけでは止まらない
複数コンボパーツを搭載している以上、サージカルや漂流自我1枚で機能不全に陥りにくいのと、追放されても最終的にカーンで回収できます。また、ライブラリアウトコンボを警戒してきたら日々を食うものや地ならし屋でシンプルに殴り勝つプランにも移行できます。
弱点としては、
・パーマネント破壊に弱い
置物コンボなので、パーマネント除去には少々厳しいところがあります。対象をとって破壊するスペルが多いなと思ったらパディームを増量するとよいかもしれません。
・コンボパーツを無駄に抱えやすい
コンボデッキの宿命ですが、ドローは多く搭載しているもののあと1種集まればコンボが始動するのに負けるなんてこともあります。長期的に使うには骨が折れるでしょう。
・妨害やバーンがきつい
キルターンが遅いので、早く動いてくるデッキや妨害してくるデッキには弱いです。特に本体火力やサリア、呪文捕らえがめちゃめちゃきつい。
改良案
フィニッシュ手段を増やしたいなら、デッキ全体をアーティファクト寄りにしてウルザの末裔カーンやパーツサーチも兼ねるアンティキティー戦争、そして最高工匠卿ウルザあたりを追加するのが良いのかなあと思います。
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